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『善人は影響力を持てない』

「善人は影響力を持てない」

海外ドラマ「グッドワイフ 彼女の評決」
シーズン6-12話より

ガツンと来た。

なるほど。
仮に「謙虚さ」「分け合い・譲り合い精神」等々を
<「善」を測るものさし>とした場合、

実社会では確かに
善を行う本人は「影響力を持てない」場面が
多いのかもしれない。

何故なら(上の意味での)善人は
「我(われ)が我が」の精神では生きておらず
手柄を人に譲ってしまうことも多いだろうから。
(そして誰かにかっさらわれってしまうことも)

だから本人の手柄・功績・善行は、
どうしても人に伝わりにくい面があるように思うのだ。



だけど、これからは違う。

だって、「善人」や「きれいごと」が
こんなに純粋に必要とされ
注目され
チカラになる風潮は
そうそう巡ってこないと思うから。

世のあらゆる場所で、人知れず
誰もが目を逸らしてきたこと
逃げてきたことに

真正面から ずっと辛抱強く向き合い続けている方々がいる。
気の遠くなるような長い長い歳月を
理不尽に耐え抜いてきた人たちが。

そういう方々が「善き影響力」を持てるように
私は応援したい。

何のチカラにも 
役にも立たないのかもしれないけれど、それでも。

「善人」が報われる時代が来るよう願いながら、淡々と。

正確に言えば、「善人」「悪人」などと
分ける感覚すら必要ない時代が
いつか来るように。

結局は誰の心のうちにも
「善」も「悪」もあるのだから。

同じ「人間同士」なのだから。



前出のドラマエピソード。
後半にこんなセリフも登場する。


今は破壊されてしまったものを
「直す時」です

時代の中で壊れてしまった「大切なもの」。
置き去りにされ続けてしまった「何か」を
あるべき姿に直してゆくには
「善き影響力」が必須だと思う。


残念ながら、最も必要な「世の仕組み」を
具体的に構築する頭脳を
私は全く持ち合わせていないのだけれど

しぶとさだけは、昔からの「取り柄」。

そして幸いにして、しがらみのない身。
だからこそできる事が沢山ある。

だからやり続ける。
ひたすらに淡々と。。。

(6月15日 記事を再編集しました)

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