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東南アジア旅行記

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2022年11月〜12月にかけて、東南アジア五カ国をひとりで周遊したときの旅行記です。旅行中にトラベラーズノートに書きためていった日記の内容をほぼそのままに加え、挿絵や漫画などを… もっと読む
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東南アジア五カ国周遊旅行記 もくじ

更新した旅行記はこのページにまとめていきます。 旅路の確認にぜひご活用ください。 イントロダクション 旅の準備編#1 自己紹介と旅の始まり 旅の準備編#2 周遊ルートと旅費のおはなし 旅の準備編#3 女一人旅全持ち物まとめ 旅の準備編#4 たびの服装についてのアレコレ シンガポール編 #1. 7週間の旅の始まり 羽田空港からシンガポールへ #2. シンガポール到着 はじめてのカヤトーストを食べに行く マレーシア編 タイ編 ラオス編 ベトナム編

【東南アジア旅行記】#2. シンガポール到着 はじめてのカヤトーストを食べに行く

2022年11月8日 ① 深夜便の飛行機は、予定通り七時に到着した。朝早くにもかかわらず、チャンギ空港は、噂に違わずすごい熱気だった。飛行機を降りた瞬間からすぐにたくさんのストアが並んでおり、シンガポールのお土産なども出国することなく簡単に手に入る様だ。すでにお土産屋さんには多くのお客さんたちが次々に出入りを繰り返しており、こんなふうに充実した空間の中で行き交う人々を眺めていると、まるですでにシンガポールに入国しているかの様な錯覚にすら陥ってしまう。しかし、イミグレーション

【東南アジア旅行記】#1. 7週間の旅の始まり 羽田空港からシンガポールへ

 2022年11月7日  これが旅路  駆け抜けてゆけ、振り返ることなく  自身が見たい世界の形を忘れるな  目的がはっきりしているのなら、どんな出会いも別れも悲しむ必要なんてない だけど、どうしても嫌だ、行きたくない。何も変化せず、動かず、騒がず、このままずっと寝ていたい。旅なんて、いつだってそうだ。人は変化を望まない。だけど今動けば、何か変われるだろうか。そうあってほしい。 一年以上乗っていない国際線、この感覚を忘れそうになり、久しい。今回は深夜便でまずシンガポール

【東南アジア旅行記】旅の準備編#4 たびの服装についてのアレコレ(まんが)

真冬に真夏の東南アジアをバックパックで7週間周遊するにあたり、避けては通れない洋服の着回しに関してのおはなし。 実際に持っていった荷物一覧に関しては、前の記事を見ていただけると嬉しいです! 前の記事:旅の準備編#3 女一人旅全持ち物まとめ 次の記事:#1. 7週間の旅の始まり 羽田空港からシンガポールへ

【東南アジア旅行記】旅の準備編#3 女一人旅全持ち物まとめ&持ち物スケッチ

女ひとりの東南アジア周遊旅行(約2ヶ月)に持っていった持ち物の全まとめです。自分用の備忘録でもあるけど、だれかの旅行の参考にすこしでもなることができたら嬉しいです。 持ち物はあれこれと増やしてしまいがちで、今回の旅では行きに既に10kg、帰りにはお土産が増えて15kgとなった。しかし道中困ることもほとんどなかったので、 個人的にこれだけ持っていけば安心して旅ができるという指標にもなった。 バックパックメインバッグ ミステリーランチ 2Day assault 27リットル

【東南アジア旅行記】旅の準備編#2 周遊ルートと旅費のおはなし

 周遊とは、一見憧れの旅路のように思えるが、実際に行動に移すとなると若干の不安をはらんでくる。仕事の合間を縫いながら何度となく旅行に出てはきたが、その期間はいずれも長くて一週間強であり、いくつかの国を渡り歩いていくようなタイプの旅を決行するに至ったのは今回が初めてだった。時期は2022年の年末、世界各地でパンデミックの影響はいまだ色濃く残っていた。そういった状況なども考慮しつつ、今回の旅においてわたしは事前にほとんど全ての日程を確定させてから出発することにした。 旅程の決め

【東南アジア旅行記】旅の準備編#1 自己紹介と旅の始まり(まんが)

 ベトナムで入国規制が撤廃された、というニュースを読んだことがきっかけだった。それで、手始めに一週間くらい、ハノイかホーチミンにでも行き久しぶりの海外旅行を堪能しようと考えた。ちょうど同じ頃、あまりにも飛行機に乗りたいという気持ちを持て余していたわたしは、2022年9月から10月にかけて何度も飛行機に乗り各地を往復しながらANAのステータス会員を目指す、いわゆる「修行」を行なっていた。コロナウイルスの影響で海外はおろか国内旅行すら多くの障壁があった時期、しかしこの頃になってく