フローに読もーぜ!

前回、ほとんど触れなかった「遅読家のための読書術」の内容について考えたことを書きます。
http://www.amazon.co.jp/dp/4478068577

第1章は”なせ読むのが遅いのか?”について書かれていて、「本一冊にそんな期待せず、リズム良く読めばどの本からも心に残る一文が出会えるから、それを多くの本から得よう。」と言いたような感じがしました。              ↑この時点で私の読書スタイルが良くでてます。

私も欲深く、一冊から多くのことを得ようとして、結局よくわからないまま一週間読み続けて終わることがありました。それでは時間はもったいないし、他の本読めばよかったのに、その本に固執してしまった経験があります。あと、一回読んで全て理解しようと"自分は神様・仏様"モードになるとヤバイです。

文字を溜め込もうとせず、体内に流れ込むように読む
"フローリーディング"がいいと本には書かれています。
パッと連想したのは、"テレビCMの感覚"。CMって長くなから集中してみてけど、何回も見るうちに覚えちゃって、何かいいCMのような錯覚を覚えますよね。でもCMは30秒だけど、本は100ページ超えるじゃん!という問題があると思います。その場合は、まずは目次だけを10回くらい目を通すのがいいのではないでしょうか?

つまり、大体のことがわかってから中を読めば、詳しいことをわからなくても、話の展開的にこんなこと言ってるんだろう、となるからです。                    このことはこの本の中で、次のようなステップで読むと良いと書かれてます。                     ステップ1 「はじめに・目次」をよく読む        ステップ2 最初と最後の5行だけ読む          ステップ3 キーワードを決めて読む

なんかセンター試験の英語対策で習った読解術のスキャニングとスキミングのようですね笑               まぁ、構造をつかめば早く読めるでしょってことだそうです。

色々書きましたが、この本で何となく共感できたのは、
知識は溜め込みからつなぎ合わせに変わってきた。ましてや分野を超えたつながりにこそ価値があるのだから、似たような本を十冊読み込むよりも、バラエティ豊富な100冊をパラパラ読んで共通点や相違点を見つけた方がいいよ。
ということだと思いました。               前者に価値がないことはなく、むしろそれはそれで大切なことはわかっているつもりです。ただ、できないなら後者でも読まないより全然マシ!的な話。

ぶっちゃけ、買うまでもなく以下のサイトに連載としてほぼ同じ内容が書かれているから、そっちを読んだらいいと思います。
http://diamond.jp/articles/-/86536

でも、本を読んだ感触が欲しければ、最適な本だと思います。なんせ難しいことが一切ないから、スラスラ読める笑 なのでアウトプットも時間かからない笑 まぁその程度から始めましょう、自分へのハードルを下げれば何でも始められるよ、と勇気をもらえたことがこの本の価値だったかな。

次こそは、!があるものにしていきたいです。

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