ベテランにも「意識の隙魔」

エレベーターの下敷き　点検中の男性作業員死亡　伊賀市内の工場

絶対に防がねばならない事故。必ず守らねばならない命。万が一に備えたストッパーが必要なのですが・・・。

少しの手間を省いた時に、気持ちが緩んで近道を選んだ時に、そんな時に限って悲しい出来事は起こりがちです。

一人作業でしか対応できない時は、せめて定期的に（ある時間を節目に）他の者が巡回して様子を伺える体制を備えて欲しいですね。

事故の瞬間は本人次第で、安全対策の全てを委ねるしかないとしても、せめて万が一の時の発見を少しでも早める仕組みを添える必要があると感じました。

信頼して安心しきっている皆んなが意識を向けることもできない時間帯に、助けを求めることもできずに冷たくなるのを待つしかなかった状況を想像すると、心がいたみます。

この記事を読んだ瞬間に「わっ～、これは辛い。」と心が騒ぎました。

世の中、一人作業の場面がたくさんあるかと思いますが、命を守る（救護の可能性を高める）仕組みを是非とも備えたいものです。

「意識の隙魔」を事前に埋め尽くすことは不可能なことではありません。

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