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どうすれば防げた事故なのかと、心が痛みます。

自宅があるのは狭い路側帯側で、登校のためには道路を渡らなければならない。横断歩道は150m先。

家族の方はもちろん、学校関係者や近所の方々も女の子に言い聞かせていたことと思います。

「気をつけて道路を歩きなさい」「左右をみて道路を渡りなさい」と。

道路形状は、なだらかなカーブということですが、仮に左右を目視したとしても、すっきり遠方まで見通せる訳ではありません。きっと大人でも緊張と集中を持って行動しなければならない場所であり、その瞬間だと思います。

悲しいことに、悲惨な事故が発生してからしか具体的な対策が施されない傾向にあります。

一個人、一人の我が儘だからと、声をあげて訴えることを諦めてはいないでしょうか?

そして、仮にその小さな声であっても、敏感に問題意識を持って聞き入れ、迅速に対応策へと動ける環境はないものでしょうか?

一市民として直接に自治体(道路課など)へ相談し、先ずは問題提議することも一つの方法でしょう。その他、当然の如く浮かぶ行動のとり方は、町内会町長を通じて自治体へ話しを通してもらう、学校として登下校経路などの危険個所の一斉点検を行い、対策案を揉んだ上で適切な機関へ協力や支援要請を行うなどです。

問題提議として話しが表面化してから、具体的な対策として形になるまでには相応の時間を要すると思いますが、自治体として学校として、さらに地域住民として家族として、何処にどんな危険が潜んでいるのか、その危険にさらされる子供たちは誰なのかを周知できることで、各所各人の行動や言葉も変わってくるのではないかと思います。

今回の事故が発生した場所に特定して最速の対策を行うとすれば、例えば、路側帯が狭い道路のカーブ始点に「蛍光色の狼煙旗」を並べて設置し、「スピード落とせ」「この先、横断歩道あり!」「道路横断者に注意」と、注意喚起を促すことが考えられます。

また、登下校を見守る人員を一名増員し、このカーブ始点手前にて走行車両に対して注意を促すジェスチャー(アピール)を併せて行えば、「無」の状態よりは格段に効果を期待することができます。

道路構造物に手を付けるには、手順も予算も時間も必要となり即効性を期待することができませんが、この程度ならば具現化する余地は十分にあるのではないでしょうか?

事故に遭った女の子は20mも飛ばされて意識不明との記述があります。回復することを祈るばかりです。

小さな命、小さな声へとしっかり向き合える仕組みや体制が不足してはいないでしょうか?

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