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減災セミナーを受け、災害対策について考える。

こんばんは!
書きたいものはあってもなかなかnote作成が進まず、久しぶりのnote発信になってしまいました…

今回のnoteは、先日減災セミナーを受講したことを踏まえ、防災対策について改めて考えようと思ったことをまとめていこうと思います✍️


防災対策について考えるきっかけは”セミナー

年始の能登半島地震やここ最近増える地震を受け、我が家でも防災グッズを見直していましたが、改めて防災対策について考えようと思ったきっかけは、先日会社で受けた「減災セミナー」でした。

そもそも"減災"とは何か?

内閣府情報によると、減災とは「災害による被害を、できるだけ小さくする取り組み」のことをさすそうです。
以下内閣府情報の手引きで「今すぐできる7つの備え」としてわかりやすくまとまっていたので、オススメです!

https://www.bousai.go.jp/kyoiku/keigen/gensai/pdf/tebiki.pdf

日本は地震大国と呼ばれていますが、調べてみると1995年1月の阪神・淡路大震災から"減災"という考え方が注目されたようです。
阪神・淡路大震災発生以前は、あくまで被害を出さないためにまんべんなくコストをかけるという防災の考えが強かったそうですが、大規模な災害が発生し、その地域の防災力を上回る被害が起こり、被害を完全に防ぐことは不可能との考えが強まったのだとか。
ちなみに、「防災」と「減災」は次のように区別して利用されているようです。

  • 防災:被害を出さないための対策

  • 減災:被災を最小限に留めるための対策

私自身東日本大震災を小6の時に経験しましたが、いかなる対策をとったとしても被害は発生してしまうということは、この先もずっと肝に銘じておかなければならないと強く思っています。

減災セミナーの様子

減災の考え方についてまとめたところで、ここからは先日受けた減災セミナーについてです。
減災セミナーでは、災害による被害をできるだけ少なくすることをテーマとし、応急手当や避難所での過ごし方のポイント等を学び、自助・共助に役立つスキルを身につけることができることを目的に開催されているとのことです。

今回は、弊社で日本赤十字社に寄付をしたことがきっかけで、企業が受講できる減災セミナーを日本赤十字社が行っており、応急処置やAEDの使い方などを実践形式で教えていただきました。

AEDの使い方について ※写真掲載許可いただいています

AEDの使い方や心肺蘇生については車の免許を取る際に学びましたが、いざ改めて受講してみると「自分が安全を確保した上でこそ救助できる」「一人で全てを行うには難しいから積極的に助けを求めた方が良い」と感じました。

セミナーでは心肺蘇生をメトロノーム音に合わせて行ったのですが、1分間に100〜120のテンポを保つのはとても難しいですし、絶え間なく続けるとだんだんとテンポを保てなくなってきたりと、ある程度の力を使い続けることを想定し自分の体力の持続に課題を感じました。
そのためにも、1人ではなく多くの人と協力しながら救助活動を続けていく必要性があるなと痛感しました。
(元吹奏楽部の私は「メトロノームの音に合わせて確実にやったほうがパニックにならずに心肺蘇生ができそう」と個人的には感じたので、セミナー後にメトロノームのアプリをスマホにダウンロードしました!)

いますぐできる防災・減災対策

減災セミナーを受け、まずは今すぐできる防災・減災対策を考え直しました。

対策①備品の見直し

今までも「何か災害があった際に!」と防災備品を見直していましたが、改めて見直す機会になりました。

特に我が家では犬を飼っているため、避難場所の建物内に入れないことを想定して、車・自宅避難も考えなければいけません。そこで、環境省から「災害時におけるペットの救護対策ガイドライン」を見ながら、ペットの防災備品についても家族で話し合いました。
そのほかにも、災害時にペットと一緒に避難するために、普段から備えておくことや、避難所等で気をつけることなどをまとめた飼い主向けのパンフレットも出されているようなので、ペットを飼っている方は一緒に考える機会になればなと思います。

対策②AEDの場所を探す

救急車が来るまでの平均時間は、総務省「令和5年版 救急・救助の現況」の公表によると、全国平均10分弱とのことなのでそれまでは誰かが救助活動を行なっている必要があります。
心肺蘇生だけでなくAEDも活用できればより人の命が助かる確率も上がると思うので、AEDがどこに設置されているか普段から確認するようになりました。

調べてみたら日本全国AEDマップサイトを見つけたので、ぜひご自宅や勤務場所近くのAED設置場所を見ていただければと思います。

また、総務省消防庁より「救急車を上手に使いましょう」というPDFも公開されているので、そちらもご参考ください。

おわりに

いざ災害が起きた時に動けるかは分かりませんが、この先何十年も何が起きるかわからない世界だと痛感しているので、あらかじめ色々な知識を蓄えておくことは大事だなと思いました。

また、今回このnoteを書くにあたって情報を調べてみると、災害に対する方針やその後について国・自治体から出されている情報を見落としていることに気づかされました。
「何かあってから」では遅いので、「何かある前に」自分の身を守れるように、あるいは周りの人を助けられるようにしておきたいです。
引き続き「自分自身のスキルをアップデートできるように生きていきたい!」と感じた4月でした。

ここまでお読みいただきありがとうございました!
また別の記事でお会いできたら嬉しいです!!


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