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心に残るコンテンツ

学校へ行こう!


小中学生の頃、そんなタイトルのテレビ番組が大流行していた。


どちらかというと、子どもより大人にチャンネル権があった我が家でも、タイトルとなんとなくの内容は知っていた。

放送翌日のクラスはその話題やゲームで持ちきりだった。

ほとんど番組を見ることはなかったが、クラスメイトが話している内容で、見た気になっていた。


番組内のコーナーゲームは、友達に教えてもらって大ブームだった。

休み時間中そのゲームをしてもまだ足りず、一日中飽きもせず繰り返し遊んでいた。

そのゲームをやるためだけに登校していた気がする。

ゲームしようと言うと、友達が嫌な顔をするぐらい本当によく遊んだ。

今でもたまに遊びたくなる。

付き合ってくれる人がいたらまたやりたい。



今挙げたテレビ番組以外にも、たくさんのテレビの話題がクラスをザワつかせていた。

毎日なにかしらのテレビ番組の話題で盛り上がっていた。

我が家では見たい番組は見せてくれなかったので、話題に入ることはできなかったのが悲しかったのを覚えている。

たまに、テレビ番組を見ると、次の日の学校が楽しみでならなかった。

テレビの感想をみんなであれやこれや言うのがとても嬉しかった。

自分の感想と友達の感想が違うと、そんな見方があるんだー!と勉強になった。

意見が違いすぎてケンカになることもあった。

今では良い思い出だ。


でも、時代がテレビよりインターネットに移り変わり、大衆受けする物がなくなってきてるように思う。

インターネットは、自分の興味あるものを深掘りしていく。

テレビみたいに、なんとなくつけて見るような感じではない。

必然的に、各自が見たいものを検索して見る。

そして、個人的に面白いと思う物を拡散して、そこから繋がり話題になることがスタンダードになると感じる。

そうなると、私みたいにテレビが見れなくて話題に入れずに悲しい思いをする人が少なくなるのかもしれない。

はたして、本当にそれで良いんだろうか?

確かに、テレビが見れず話題に入れなくて悲しい思いをしてきた。

小中学生の頃にインターネットがあったら、誰ともできなかった話題を誰かと共有できたかもしれない。

そしたらきっと楽しかったのだろう。

それでもやっぱり、テレビのような大衆的なものがあったから、あの頃から何十年と経っても色んな人と話題を共有できるのだと思う。

歳が近いと同じ話題で盛り上がり、歳が違っても楽しく話せる話題はテレビだけかもしれない。

社会に出てからそんなことを思う。


だから私は、今の小学生向けに、今後いくつになっても話題にされ続けるようなコンテンツを作りたいと思う。

時代が移り変わっているので、その媒体は何か分からないが、それを見て学校で話題になるような、某鬼退治の話のようなそんなコンテンツを作りたい。

何気なく過ごしてきた学生時代を彩るそんな何かを。

振り返ってみると、あぁそんなのあったね!と話題にあがるそんなものを。

学校に行って話すのが楽しみでならないそんな話題を。

未来を作るコンテンツを。



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