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noteを写経して気が付いた3つのこと

以前、文章力をあげるには好きな人の好きな文章(いや、自分が上手だなと思う文章だったかな)をそっくりそのまま写すといいよと聞いた。

誰から聞いたのかも、いつどこで聞いたのかも覚えていないんだけど、それを知ってからずっと気になっていたことがある。それは、note写経。句読点の位置、あえてひらがなで書いているところ、改行、なども鏡のようにそのまま写すこと。好きなnoteや何度でも読みたいと思うnoteはマガジンとしてストックをしているので、時間がある時にやってみたいなと思っていた。


写経とは、仏教において経典を書写すること、またはその書写された経典のことを指す。 写経は、印刷技術が発展していなかった時代には仏法を広めるためにされていた。また、複数の僧侶が修行・講義・研究するために写経をすることは必要なことであった。その後 、写経することに功徳があると言われるようになった。  ウィキペディアより引用


今現在自宅安静中。こんな時間のある絶好の機会はないと思い、実行してみることに。大好きな、でも系統の異なるnoteを2つほど写経した。かかった時間は1時間半ほど。どちらも2000文字くらいのnote。そして3つのことに気が付いた。


①デトックス効果があった

ひとつのnoteを一字一句間違えぬように写していると、他のことは一切考えられなくなる。というか、他のことが頭をよぎった瞬間にどこを写していたのかわからなくなるから没頭せざるを得ない。頭の中がいい意味で空っぽになる感覚。
このnoteを書いている人はこんなことを思っているのかなぁとか、こういう言い回しが好きなんだなぁとか。そういうことを思うと予想していたけど、実際はそのnoteを書いている人の文章のリズムに乗れたら、なんだか心地よくて、その人のnoteの世界感にぐーっとのめり込んでしまう、みたいな。

②写経後に書いたnoteは影響を受けていた。

その日の夜に書いた自分のnoteが、なんとなく写経の影響を受けているように感じた。いつものように、自分の内面に意識を向けて言葉を探したり何を書くかを決める。けれど、その時はいつも漢字を使うポイントで、ひらがなを使ってみたくなったり、違う表現を探してみたり。いつもの自分から、少し手や足を伸ばして新しいものを探っているような。

③好きなnoteがもっと好きになった

もともと大好きな人のnoteを写経していたけど、その人とそのnoteがもっともーっと好きになった。誰かにおすすめしたくなったし、もっと魅力を知るためにまた写経をしたいとも思った。


おわりに

はたして私が行ったnote写経は正しかったのか、文章力が向上したのかは正直わからない。何かを発見したわけでもない。けど、ひとつ言えることはやってみてよかったということ。もし、note写経に少し興味があるのなら、思い切ってやってみたらいいと思う。頭がスッキリするし、好きな人の文章にどっぷり浸かれるってとっても幸せなこと。

またやってみたいな〜!

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