意外なマーケット!?
最近は、どこに行ってもアフターコロナの話が出て、ネットでもそのネタが流れ、本屋へ行けば、リモートワークのための書籍や今後のビジネス未来予測の本が所狭しと並んでいる。いつになったらアフターコロナになるのかは別として、もう一つ、意外に多いな、と思うことがある。
「私が心からやりたいことは何だろう?」
20代前後の若者ではない、アラフォーだけでなく、アラフィフまで含んだ30代後半〜50代の人々の「?」だ。見ていると、とても仕事ができる人が多い。コロナにより自粛生活が始まり、スキマ時間ができるようになったからか、いろいろ考えるのだと思う。やろうと思えば、何でも出来て、わからないことも学びチャレンジできる勇気もあるし、収入もある。しかし、魂が震えるようなことをやっているか?と言われたら、そうでもない、と。
知り合いが企画した“本気でやりたいことを見つける”(←ちゃんとした名前はあるけど、敢えて曖昧にしておく)プロジェクトも、参加費が高額であるにも関わらず、あっという間に定員に達したそうだ。コロナ禍の自粛で出来たスキマ時間は、人生100年時代の中間地点に来た人たちを動かしたようだ。オンラインで学べるプラットフォームが増えたし、30年で400万人が読んだベストセラー『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』という本の大人版となる『いくつになっても、ずっとやりたかったことを、やりなさい。』が今月発売されたもの、その流れかな。ここに市場はあるね。
ちょっと話が飛ぶが、7年くらい前に、前世療法みたいなものを受けたことがある。その時の内容は忘れもしない、私は江戸時代のどこかの街にいた。名前はタケシ。白いランニングのようなシャツを着て、道の真ん中に立っていた。タケシは裕福な商人の息子で、優しい人に恵まれ、不自由なく暮らしていた。その暮らしの記憶を満喫するまもなく、前世療法の誘導で、私は一気に死ぬ時に飛ばされる。私が見た光景は、ふかふかの布団に寝ていて、周りには孫まで含めた家族やお店の人が座って私の死に際に立ち会ってくれていた。『本当に幸せな人生だったな』と感謝していると、また誘導があり「思い残すことがあるとしたら何ですか?」と聞かれる。『私は裕福な家で素敵な人に恵まれていたけれど、家業があり、やりたいことを選べる自由だけはなかったから、次は、自由に仕事を選べる人生がいい』とはっきり思ったのを覚えている。
全くの自由より、選択肢があった方が選ぶのは楽だ。マーケティングの分析によると、人は、ジャムの味でさえ、6つ以上のバリエーションがあると選べず、ぴたっと売れなくなるそうだ。心からやりたいことも、少しセグメントされていた方が決定し易いはず。数字で見るとしたら、生まれた日の数字は一つの指南になると思う。私の場合は、23日だから、2+3=5なので、ヒントは5。自由、体験、海外、失敗は成功のもと。私が前世療法で見たタケシの想いは、あながち外れてないのかもしれない。さて、あなたは何日生まれですか。
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