2024年の夏もあっという間に過ぎ去って秋が来た。 気候変動の影響で蝉の鳴き声を耳にする期間が年々長くなっているものの、 この1週間はもう聞くことがなくなった。 今年の夏は1か月間の夏休みを利用して 行きたいところへ行ったり、会いたい人に会ったりと 大人になって…もしかしたら今までの人生で、一番夏を満喫した。 そんな夏を過ごす間、蝉について思ったことがある。 私は小さい頃から、成虫の蝉より「蝉の抜け殻」がなぜか好きだった。 そして見つけると集めて実家の鉢植えの木にくっつ
朝のジョギングの途中、 あまりにも美しすぎてつい立ち止まった。 公園の木々のこずえの先と葉先からぽろぽろとこぼれ落ちるしずくたちが 昨晩の台風を迎える前の大雨でできたいつもよりも深い水たまりへ 風がそよぐたびにきらきらと輝きながら落ちている 季節によっていろいろな美しさに出逢う。 冬の朝、夜露で濡れた木の表面から 太陽のあたたかさに包まれて湯気が立ち上る瞬間 蜘蛛の巣が朝露で煌めく瞬間 ただただ、あるがままで美しい。 つい見落としてしまいそうな瞬間だけれど
久々にスッと起きることができた朝6時。 シャワーを浴び終わって窓の外を見ると、庭の白い花の咲く木の周りで蝶がひらひら舞っている。 コーヒーを淹れながら、今までの人生で選択してきたいくつかの瞬間をふと思い出した。 「あの時、ああしていれば…」と、後悔の念が浮かぶのは、人間だれしも多かれ少なかれあるとは考えているが、 アメコミ好きの私が想うのは、「あの時あちらを選択していれば、今頃どうなっていただろうか」と、マルチバース的な想像をめぐらせることである。 今朝思い出したひと