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ちょっとした「イラっ」が「感謝」に変わった話

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この前お昼に、某ファーストフード店のセットをデリバリーサービスで頼んだんですね。

その時にホットティーも頼んだんですが、届いた時にちょっと衝撃を受けて。

というのも、通常そのファーストフード店ではホットティーを頼むと「お湯」と「ティーバック」をくれる仕組み。

お店で受け取ったら、あとは自分でやる”セルフスタイル”です。

で、何が衝撃だったのかというとデリバリーでお願いした今回も”そのパターン”だったこと

配達員さんから受け取った袋を開けたら、「お湯」と「ティーバック」がポンっと入っていました。



紅茶好きな方ならなんとなく分かるかと思うのですが、紅茶ってお湯の温度が下がっていると茶葉がうまく抽出されないんです。

もちろんファストフード店のセットについてくるドリンクに「美味しい紅茶」を求めているわけではありませんが、配達員さんがお店から自宅に持ってきてくれるまでにどう考えてもお湯は冷めてしまっているわけで。。

そこにティーバックを入れても紅茶は美味しく飲めないし、お店でティーバックを入れるところまでやってくれたらいいのに…とちょっと思いました。



…ですが、じゃあ実際にそうだった場合。

今度は「紅茶が抽出され過ぎて苦くなっちゃう問題」が勃発するわけです。

じゃあどうだったら良かったんだろう??
紅茶をお店で入れてから提供してくれたら良かったのかな?
いやそしたら提供するまでに時間がかかり過ぎちゃう…。
そもそもお店でイートインする時だったらこの方法でもいいけど…。
いや、でもよく考えたらイートインでもすぐに席につけなくて、お湯がぬるくなっちゃうみたいなことあるよね…。



と、ここまで考えたところでふと「今まで自分がどれだけ恵まれていたんだろう」ということに気がつきました。

お店で頼んだ紅茶がサッと提供されて、そんなに時間をかけることなく着席できて、自分でお湯にティーバックを入れて美味しい紅茶を飲む…。

当たり前のことのように受け取っていますが、それまでにお店の人が「少しでも早く、沢山の種類のドリンクを提供するにはどうしたらいいんだろう?」とか「購入したお客さんがすぐに着席できるにはどうやってお店を回転させたらいいんだろう」とか色々考えてくださっている訳です。

テイクアウトにしたって、「お店ではなく外でも同じような状態で食べられるようにするには??」と考えた結果今の形になっているわけで、「紅茶を飲むんだから注ぎたてのお湯じゃなきゃ意味ないじゃん!」とか思っている自分が恥ずかしくなりました。



最近「感謝ワーク」に継続して取り組む機会があったからでしょうか。

いつも感じるちょっとした「イラっ」の裏側を捉えられるようになってきたなと感じます。

ちなみに、紅茶はあとでゆっくり入れ直して美味しくいただきました。


最後までお読みいただきありがとうございました☆

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