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この部屋のせい

助けてくれって呟いても誰にも届かない
この部屋を出なければきっとほんと
何も始まらない。

愛する人がいればもっと違う気がする
急に誰かを愛するなんてほんと無理な気がする。

それでも誰かの為に精一杯な自分なら愛せる気がする。

うたを作るのは自分自身とうんと向き合う事。
それでも曲を作る理由は人に触れていたいから。
寄り添いたいから。

愛したい愛したい愛したい

君ごと俺を愛したい

エゴとエゴがピッタリハマれば素敵な事で
それはそれで愛って呼んでもバチは当たらんかね。

この部屋を出ない事には何も始まらない
こんな時代だから、家でつかめる富と名声だっていくらでもあるだろう。
問題は俺にそれができるのかどうか
とかじゃなくてやれよ

カッコつけようとしてもしなくても、
どうせカッコ悪い
生きている事自体がそもそもカッコ悪い
それでもちゃんと覚悟決めて生きてるやつがかっこいい

甘ったれた曲ばっか聴いて俺はもうベトベトです。
誰か俺の憂鬱を綺麗に舐めっとってくれないか
そしたら俺も喜んでお前を受け入れる

甘えてる甘えてる
そんなのわかっている
壊れている壊れている
そんなのわかってる

この部屋のせい
全部、散らかったこの部屋のせい。

引きっぱなしの布団にいつも倒れ込むだけ
それにすら逃げていつも浴槽に追いやられる。

シャワーで洗い流して、
また汚れて眠る
溺れるような日々に救いを見出したい

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