街並み

最近は、庭の草むしりをするとき、Amazonミュージックを椅子の上に置いて流しています。ノリノリむしる。ビオラも揺れてマル虫も踊る（気がする）。

ーー楽しいではアーリマセンカ♪

ちょっとチャーリー浜さんを思い出し。

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このあたりは昨年、アニメ「泣きたい私は猫をかぶる」にの舞台になりました。知っている風景がバンバン出てきます。

引用；NetFLIX公式サイトより

昨年、自宅で『泣きたい私は猫をかぶる』NETFLIX試写会もどき、をした時のこと。

この街で生まれ育った男3人（相方と長男29、次男27）、盛り上がることハンパなく、しょっちゅう画面をSTOPさせて、確認作業にいそしむ。

ーーあ！ここ！かぁくんちのとこ！！坂でスケボーこけて血だらけで、おかぁさん、オレをおんぶして走った！！わははははーー

ーーおぉ、この坂んとこの自販機、去年から置いたとこやのに、もう出てきとる！

ーーこの道って、海からめちゃ遠いのにつなげてある！

三人そろって、手に缶ビールを持ったまま、

おぉー！！

と手をあげたり、

すげぇ！！

と振り回したりした瞬間に、ピャーと液体は宙を舞い……。

パン！パン！！パン！！！

私のお手製ハリセンも宙に舞った、3連発。

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ここで生まれ育った子供たちは、

車の通れない狭い道を、園児服で走り回り、人様の庭先まで縦横無尽にかけ抜けて、野良猫のように知り尽くしています。

イヤ本当にしつけが行き届かずに、当時はすみませんでした、と街中の庭先、縁側でお過ごしのご老人に言いたいです。

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そんな街に住む私たちに、東京にすむ病床の叔父から久しぶりに電話がありました。

ーー帰りたいなぁ。景色見たらすぐ治りそうやが、行けんなぁ

ーーほんまに？わかった！

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30年前。

「都会から来たわがまま娘（私）」が、

3世代同居の旧い家になじめないのではないかと（わがまま娘は図太くてダイジョブでした＾＾）、相方側の親戚の中で、一番に、気さくに受け入れてくれた人。

冗談ばかりのおじさんは、相方と二人で飲みに行くメンター的存在でもあります。

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古い写真を探して、煙のながれを真似て、そっと描き足しました。

叔父がこの街で暮らしていた幼少期、あちこちの窯からあがる煙突の煙が風に運ばれ、縁側を真っ黒によごし、何度も何度も雑巾がけをしないと、靴下は真っ黒になったらしいデス。大変！

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おじさんがよくなって、景色を眺めにこれますように。呪文をとなえつつ投函♡