あのクリオネは売れたのか?のナゾ
↑このnoteの続編です。
今日、このお店に行きました。
そして、買った魚のウロコとハラワタ出しをお願いしたついでに、鮮魚担当の方に聞いてみました。
「年末にクリオネ売ってましたよね?あれって買った人いらっしゃいました?」
(いま考えると、かなり失礼……)
「うーん、うーん、えっと(ビンが)3個ありましたよね?えっと、うん、全部売れましたよ」
「えーー!」(驚きすぎた、これも失礼だった)
数秒は私の次の質問を待ってくださってました。が、私は予想外の答えに固まったまま。
厨房に戻りそうになる担当の方を、私ははっとして引き留め、気を取り直してまた質問を続けました。もはや、まわりの人も聞いている。お刺身を選ぶふりしながら、手が動いてない。
「あの、すみません、もう1つ聞かせてください。あれって……食べるものですか?」
「いや、観賞用ですね。冷蔵庫で3ヶ月ほど、もちますよ」
「その間のエサは、どんなものなのでしょうか?」
「いや、エサはあげないです。お店ではとりあえずあげないですし……う~ん、でも3ヶ月ほどもちますから」
3ヶ月で飢餓で死なせる前提の話しに、もう質問(失礼にならないような質問)が、浮かばなかったので、ここまででお礼を言いました。
ーー今年の年末に、またあったら、今度は買ってみようか。
しかし去年初めてクリオネを店頭で発見して凝視していたとき、固まる私の携帯に、たまたま3番目の弟が電話してきたときのことを思い出した。
『スーパーにクリオネが売られてるねん!』と、相手の用件も聞かずに話しはじめたら、
『え?ほんまか!それな、食べるシーンがな、くっそエグいんやで!姉ちゃん見たら泣いてまうで!わしも泣くで!まじで怖いねん!!』
そうかそうか、と適当に答えつつ、まぁ男の子はこんなものだと思った(40過ぎのおっさんではあるが、弟は永遠に小学生から這い上がれない)(弟の用件は忘れた)
くっそエグい?いや、私の不安はそこじゃない。
もし飼ったなら、
エサがなくて弱っていく姿を、そして最期はフワッと浮かぶのかわからないけれど、ただじっと見守る覚悟ができない。きっと私はエサを買いに探し回ってしまうだろう。そして、もし見つからないと、見つけるまで探してしまい、家も仕事も回らなくなる可能性がある。
すでに今もう考えすぎている。どこに置こうか、日光のあたり具合、暗い方がよさそうだ、瓶はどれに入れ替えよう?水の温度は?北国からきたんだから、氷いれると喜ぶかな、水温計あった方がいいな、最近そういえば冷蔵庫の氷できるのが遅いから買い直す?あと酸素は足りる?……
まだまだ年末まで日があるから、一旦頭から消去……とします。
↓私には可愛くみえる動画を貼っておきます
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