新課程:大学入学共通テスト今後のスケジュール(情報関係基礎から情報へ)
来年度から高校で新課程が始まることにともない、令和7年度より大学入学共通テストも変わります。
大学入試センターの発表内容をもとに、今後のスケジュールについて解説します。
令和4年1月 国立大学協会が「情報」導入を正式決定
当初11月の国立大学協会の理事会にて令和7年度の大学入学共通テストより国立大学受験者に新教科「情報」を課すことを決定する予定でしたが、旧課程で学んだ浪人生との公平な調整方法が未定ということで、決定が1月に持ち越されています。
ただ、あくまで浪人生との調整が焦点であり、新課程で学んだ現役の受験生に国立大学が「情報」を課すことは既定路線となっています。
令和4年秋冬頃(令和4年度中) 問題作成方向性を公表
新学習指導要領を踏まえた大学入学共通テストの各教科・科目の問題作成の方向性は、大学入試センターの専門の委員会等で検討され、令和4年度中に公表される予定です。
なお、科目構成が大きく変わる地理歴史・公民・数学、新教科の情報については、各出題科目の全体の構成がわかる試作問題を配点付きで作成される予定となっています。
令和5年6月頃 出題方法と問題作成方針を公表
文部科学省が「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実
施大綱」を公表し、大学入試センターが「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト出題教科・科目の出題方法等及び問題作成方針」を公表する予定です。ここで浪人生に対する経過措置も公表されます。
令和6年6月頃 「令和7年度大学入学者選抜に係る大学入学共通テスト実施要項」の公表
出願方法や時間割が明らかになり、いよいよ新しい大学入学共通テストの全貌が明らかになります。
大学入学共通テスト「情報関係基礎」の過去問題集公開中
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