対面授業にこだわる

新型コロナウイルス対策として、
授業がZOOMなどを使った遠隔講義になっています。

でも、私は対面授業にこだわります。
研修では「横の繋がり」も大切ですし、
なにより「その場の雰囲気」がモチベーションを作ります。

そして、質疑応答です。
質疑応答では全員の顔色を見ながら、
「だれか判る人」と言ってみたり、
「自分ではどう思う?」と問い返してみたり、
その場で答えず
  「もうちょっと待って、後で出てくるから」
なんていうこともあります。
質問の内容や話し方で、「どの部分で躓いているか」を判断するのも、
講師としての能力です。
場合によっては、テキストの順番を変えて、
後ろのページを解説し始めます。
その部分の解説が、今の質問の答えになる又はヒントになる場合、
躊躇なく、順番を入れ替えます。

そういったやりとりは、映像授業ではできません。
もちろん「横の繋がり」も持てません。
休み時間に受講生同士で教え合うなんてこともありません。
私はそのやりとりを聴いています。
そして、教えている受講生が説明に詰まったとき(そこは判ってない部分)
私は二人に同時に指導します。
これも対面授業ならではのことで、映像授業ではできません。

効果的な研修にするためには、やはり対面授業がベストなのです。


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