【日記】 23/2/2 みきとPの『Who are』は古参こじらせ曲だった。

2/2

みきとPの新しい書き下ろし曲、良かったっすね。(そればっかじゃんか)

書き下ろし先の歌手さんの方だとより活気が感じられて、曲調も相まって2000年代初期のインディーロックシーンというか、ライブハウスとかでやってた人たちの音楽のような情緒も感じられてよかったです。

そのへんの時代ってまさにみきとPがボカロPやる前のバンドマン時代の年代なので、これも原点超えてマイナス回帰といってもいいのでしょうか。

歌詞も相変わらず内面に向き合わせようとしてくる感じ、MVも「エモさ」を突いてくるし、曲調自体はみきとPの2013~14年あたりのエッセンスを感じさせるコードや、サビを盛り上げないみきとP流のトレンドが入りつつも時代逆行な面もあって面白かったっす。
歌手の声を聴いて書いたアテ書きすら感じました。この葉つつゆさん、めちゃくちゃ懐かしい歌い方なんですもん。

一方で、時代に合わせてそうな面もあって、8年前のみきとPなら絶対最低もう1コーラスイントロ長くやってたはずだし、ギターソロも入れてましたよ。
この辺めちゃくちゃ"今"を意識したんじゃないかって勘ぐっちゃいますよね。
初期のツェッペリンが『Tea For One』をやってたら絶対ロバート・プラント叫んでるでしょって思うシーンがあるが如く、あの頃のみきとPならこうやってたんだろうなって思わせる、古参こじらせ曲ごちそうさまでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?