【日記】 22/4/14

4/14

暑かったと思ったら急に冷えましたね。

マルチ共済に潜入調査して数日、今日は僕の質疑に答えてくれる時間を設けてくれました。非常に献身的。

「共済マルチを始めて、いつ頃から元が取れるようになるんだい?直近のデータはある?」という質問をしたところ、

「データは無い。しかしデータを数えるまでもなく2週間で会費を上回る紹介料を得た人もいるし、1か月で上回った人もいる。人それぞれだが、皆余りにも早く元を取っていくのでデータは取れていないんだ。」という旨の回答をもらいました。

「マルチ商法を知人に薦めれば、多少なりとも関係は悪化するのは明らかだ。それを覚悟した人だけが利益を得られて、ほとんどの人は利益をあげられていないのでは無いのか。」という質問については、
「そうならない対象を探すための実践講習を実施している。確かに行動(勧誘)しなければ利益をあげられない場合もあるが、その行動するためのハードルを低くするためにも講習を実施しているので是非受けてほしい。」との事でした。

以上から、次は講習を受けてこようと思ってます。
実際にハードルは低くなるのか。
クーリングオフの間に元をとれる収益が得られるのか。

他にも色々と話し合いを進めていった中で今のところ感じているのは、このマルチ共済は新興宗教に酷似しているということです。

本人が損していなければ害では無いし、所属の名のもと過激な行動さえしなければ我々にとって害が無いのも共通してます。

共済の商品時代は人によっては損しませんし、共済を立ち上げた考えに共感できるのであれば、入ったまま収益が無くとも本人にとっては損にはならないでしょうし、広めたい、広める人をサポートしたいという行動も布教活動そのままです。

この共済が新興宗教の類になっているのであれば、
商法の悪質さで国民生活センターへ通報するということは難しそうです。よく出来てます。

「あなたがこの活動に何も疑問を持たないのであれば、もうそのままやってればいいよ」というのが結論になりそうです。
あとは思想の違いで入る気がおきるかおきないかの違いになってきそうです。

それにしても、「自由なお金と時間を得るために共済ビジネスに参加した」という旨の説明をしている人が多いのに、布教のために僕以上に忙しそうにしている姿を見ていると、なんか本末転倒な気がしなくも無いです。

共済という共通の活動目的があって楽しそうにしているのを見ていると、別に社会人サークルと何も変わらないようにも見えてきますし、下手に干渉しないでほっといてあげるのが良いのかなと思ってきました。
仲間をマルチ商法に汚染された事は根に持ちますが。

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