見出し画像

雨のことはそんなに好きではないけれど、カヨコと一緒にこの雨音を聴いていると、なんだか好きになれるような気がした【ブルーアーカイブ カヨコASMR 感想文】

前置き

どうも、最近遊戯王のデッキレシピを投稿し始めた じょしゅ です
今回は普段と趣向を変えて、先日聴いた音声作品の感想文を書くことにしました

カヨコのことが嫌いじゃないとか、便利屋のことが好きな人であれば、
何も言わずにとりあえず購入して、今すぐ聴いてください

このようなことをした特別な理由はありません。ただ、凄かったからです
この熱を何らかの形で残しておかなければ気が済みませんでした

ちなみに余談ですが、僕のブルアカの推しキャラはカズサ、イロハ、カヨコの順で好きだったのですが、今回の結果を査定に反映した結果カズサ&カヨコの同率1位という上方修正を受けることになりました

大まかな感想

カヨコが可愛いとか、声がいいとか、距離感が近くてやばいとか、そういった部分の感想は省きます

だってそうじゃないですか
「1+1=2」みたいな、当たり前のことを今更宣言したところでなんの意味も無いのですから

では、自分が感じたことを順に説明します

鬼方カヨコの解像度が上がった

原作から得られる情報には限界がある

今更ですが、カヨコはスマートフォンで遊べるアプリ「ブルーアーカイブ」にて登場する1キャラクターです
ブルアカには多くの魅力的な女性キャラクターが居るため、当然キャラクターひとりひとりの描写の量については限界があります

メインストーリーに絡むキャラなのか、イベントのメインになった回数が多いか、衣装違いバージョンが存在するか、絡みの多いキャラクターはどれだけ居るか、など様々な要素でキャラクター描写の量が決定します

開発コストは無限ではないため、キャラクターひとりひとりの露出は限られてきます

今回の音声作品は、そんなブルアカの1キャラクターである鬼方カヨコのキャラクター性を補完するのに多大な功績をあげてくれました

具体的にどのような点についてそう思ったのか、以下に記載します

ゲーム本編で感じていた疑問と答え

なぜ、便利屋なのか

便利屋というのは”便利屋68”というゲヘナ学園に通う生徒4人で構成されている  漫才集団  零細企業です

カヨコ以外の社員はというと、悪いこと以外はなんでもできるポンコツこと陸八魔アル、いたずらを介さないと中々好意を伝えられない小悪魔こと浅黄ムツキ、ネガティブに極振りしすぎて取り扱い注意な小動物こと伊草ハルカというメンバーで構成されています

これだけ  トンチキな  個性豊かな面々が所属する中、本題となるカヨコの人となりはというと…

  • クールで真面目、寡黙キャラ

  • 好きなものはヘビメタやネコ

  • メンバーの暴走にはため息をつきこそすれ、基本は放任

  • 実は便利屋内では最年長であり、常識人

  • やんごとなき出自を抱えていそう(24年1月現在は詳細不明)

…というように、「なんで便利屋に居座っているんだ?」と疑問に思ってしまうほど、キャラクターとしては浮いています(あまりにもまとも過ぎる)

しかし、それは外面を見た時の印象でしかなく、実際は「便利屋のみんなのことが好きだから一緒に居るんだろうな」となんとなく思っていました

そしてこのイメージは、今回の音声作品によって確信へと変化しました
その理由は下記の通りです

  • 世間話をしているときの話題が9割くらい便利屋の話

  • 外泊が決まった時に最初にするのは、便利屋に連絡をすること

便利屋のことについて静かに、それでも楽しそうに話をし続ける姿であったり、便利屋に心配をかけないように予定が狂った際には真っ先に連絡を寄越すなど、間接的な表現ではありますが、カヨコが如何に便利屋のことを快く思っているのかが明瞭に描かれていました

ゲーム内で見るテキストだと読み飛ばしてしまいそうな迂遠な表現ではありますが、しっかりと尺を取った音声による表現となると、その声色や間の取り方など、テキスト以上にキャラクターの心情を深く物語っていたかと思います

なぜ、カヨコなのか

逆に便利屋の他のメンバーから見て、なぜカヨコという浮いた存在を許容しているのかについても兼ねてから疑問に思っていました
少なくとも性格面については相性が良いとは言えないと思います

便利屋はだいたいは以下の流れでひとりでに暴走を始めます

  1. アルちゃんが露悪的にふるまおうとしてズレたことをし始める

  2. ムツキがそれを煽って後に退けなくする

  3. ハルカはアルの信奉者なので当然付いていく

  4. カヨコはよほど悪い状況にならない限り黙認

このように、良くも悪くも便利屋の中心はアルちゃんであり、その幼馴染であるムツキ及び、信奉者であるハルカについては共に居ることについて疑問はありません

しかし、カヨコに関してはどうしても浮いてしまうかと思いますし、ほかのメンバーも何もなければ積極的に関わろうとはしないかと思えます

しかし、この疑問は今回の音声作品にて見事解決されました
既に音声作品を聴き終えた紳士諸君であればわかるかと思いますが、カヨコが隣にいるという状態は「異常に居心地が良い」です

四六時中共に居る便利屋のメンバーもそう思うのは当然のことだなぁ、とついつい納得してしまうような”スゴ味”がそこにはありました

気遣いの鬼、鬼方カヨコ

音声作品内ではとても18歳とは思えない気遣いパワーを常時垂れ流していました
視聴後24時間が経過している自分が覚えている点を列挙すると…

  • 相合傘はカヨコ自身が持つ。先生に渡すとカヨコが優先されるだろうから

  • シャーレ(オフィスみたいなもの)に着いた後、真っ先に当番生徒の有無を確認

  • 散らかった部屋を見て、自ら掃除/洗濯を申し出る

  • 掃除の際は捨てる前に先生に確認をしてから

  • 洗濯の際は触ってほしくないものが混ざっていないか確認をしてから

  • 外泊が決まった段階で便利屋に真っ先に連絡をする

このようになります
記事を書くに当たって聴き直してはいないので、探せばもっとあるはず…

「いや~すごいね!降参だよ!降参!」

とてもじゃありませんが、ここまで周囲の人に気を回して、欲しい回答を自然に垂れ流してくれるような人間は、今まで見たことがありません

カヨコ自身が便利屋を快く思っているのは既に述べているので、以上の内容からわかるのは、「普段から便利屋の面々にも自然に気遣いをしながら接しているだろう」という推測です
いや、もう確定事項でいいでしょう

こんな人が傍に居たとしたら好きにならないわけがありません

まとめ

カヨコと便利屋の結びつきは強靭であるということが分かった

多分友情とかは超えてるよね、絆とかそういうレベルに達していると思います

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?