11月11日 メイド喫茶と読書
世間的にポッキーの日である。
ポッキー買ってくるといって彼女が買ってきたのは、トッポとプリッツであった。わかるけどちょっと違うなというもの。棒状だから良いような気もするが…。ゲームの事を全部ファミコンというお母さんあるあるはまだ通じるのであろうか。
コンセプトカフェに行った。ちょっとはまってしまっている。単純に話をするのは苦手である。でもあの空間はノリがわかりやすくて楽だ。世界観を教えてくれるのもこの世界観でいけばいいのね! I Know!って感じになる。
まだ「ご主人様」に慣れない。「へへっ…ご主人様だなんて…どうも、すいやせん」みたいな思いで呼ばれる。そしてメイドの名前も「〇〇さん」のように敬称付けで呼んでしまう。ご主人様は日本人の良き心を持っている。
村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を再読した。再読という行為をあまりしないのだが、新鮮な気持ちで読むことができた。
サイコパスという人間を巷に広まっているようなサイコパステストで図ろうとする人もいるが、あれはただ恐ろしい返答をし「こわーい!」となればサイコパス認定されている感覚が好ましくない。サイコパスってどんな人間?と問われれば、このコンビニ人間の主人公を私は説明として適切のように思える。
何か目的を達成する際に私たちは倫理のフィルターを通して、行動の取捨選択を行う。だが、この主人公は最適な回答を出しているように思える。
そもそもこの主人公は目的を見いだせずにいたのではないか。
もう少し明確に『コンビニ人間』を読みたいと思う。
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