見出し画像

日野市議会に請願を提出しました!

■2024年になりました
 
昨年発足しました「女子トイレを守る会」、たくさんの皆様のご支援ご協力をいただきまして、活動することができました。
いつも本当にありがとうございます。
そして、本年もよろしくお願い申し上げます。
元日から、震災や飛行機事故、火災などが立て続けに起こりました。
お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りする共に、被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
必要な支援ができるだけ速やかに届き、一日も早く復興することを祈っています。

■12月議会に請願を提出しました
 
さて、ご報告が遅くなってしまいましたが、昨年12月、私が住んでいる日野市の議会に「女子トイレの設置と運用に関する請願」を提出しました。
公衆トイレでのわいせつ行為、盗撮、使用済み生理用品の盗難など性犯罪が相次いで起こっていること、また荒川区内の公衆トイレで女性専用トイレが減っているとの報道があったことや、東海道新幹線においても女性専用トイレが設置されていないなどの状況となっていることから、性犯罪を減らすためにも、女性専用トイレの設置は必要だと考えます。
そして、その運用に関しては身体的特徴で男女を区別してほしいということを求めました。
 
■結果は不採択
 
しかし、残念ながら賛成してくださった議員さんは少数で、不採択となってしまいました。
理由としては、小さい施設などでは敷地面積の関係で女性専用トイレが設置できないところもある(男女共用ひとつのみ)、身体的特徴は見た目では分からないため実際に区別することが難しい、日野市ではジェンダー平等条例があり性自認を尊重することになっている、国において明確な基準がないためすぐに決めることは難しい、等がありました。
ただ、行政側から、日野市では女子トイレをなくす方向はない、とはっきり答弁を引き出すことができたので、その点は良かったと思います。
 
■これで終わりではなく今後も議論を
 
トランスジェンダーの方がどのトイレを使うのか、これは今後も議論を重ね、ガイドラインなどを作っていかなければならないと思います。
男性器をつけた「なりすましトランスジェンダー」が女子トイレに入ってくる余地があるというのは、女性や女児にとって恐怖です。性犯罪の発生に繋がる恐れがあります。
本当のトランスジェンダーの方も生きやすい社会を皆で作っていかなければなりません。
性的マイノリティの方の権利と、女性や子どもたちの権利は、同等でないとならないと思います。
この問題はすぐに答えが出るものではないでしょうが、今回請願を提出したことで、一石を投じることができたのではないかと思っています。
 
地道な活動ではありますが、このように各地で請願や陳情を出すことや、地元の議員さんや行政に問題を提起していくのはとても大切だと思います。
自分の住んでいる自治体の議会にも請願を出してみたいという方は、相談に乗りますのでぜひご連絡いただけたらと思います。
 
☆ぜひこちらをご覧ください↓↓↓
令和5年 第4回定例会 12月11日 企画総務委員会
(2:07:40あたりから見ていただくと、請願の審査が始まります。私も趣旨説明や、議員からの質問に答えたりしています)
http://www.hino-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=1761

☆ぜひメルマガにご登録をお願いいたします!
メルマガ登録はこちらから↓↓↓
https://mailchi.mp/fukadamoe-info/ml
 
女子トイレを守る会 吉澤あかね

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?