それ本当に取引先からのメールですか?by大好りんご
皆さまこんにちは!
「IT障害をゼロにする」でおなじみのアイビーシー株式会社デジマケ女子部の大好(おおよし)りんごです!
今回はIPAが毎年発表している情報セキュリティ10大脅威2024にも4位に選出されている標的型攻撃について書いていきます♪
標的型攻撃メールとは
不特定多数の対象にばらまかれる通常の迷惑メールとは異なり、対象の組織から重要な情報を盗むことなどを目的として、組織の担当者が業務に関係するメールだと信じて開封してしまうように巧妙に作り込まれたウイルス付きのメールのことです。
企業や組織の中のたった1人の社員や職員が、標的型攻撃メールの添付ファイルを開封したり、リンクをクリックしただけでも、情報を盗み出すウイルスに感染し、機密情報が漏洩(ろうえい)する事態に陥ることがあります。特に、標的型攻撃メールのウイルスは、ウイルス対策ソフトでは検出されないものが多いため感染に気づきにくく、知らぬ間に被害が拡大しているケースがあり、深刻な問題となっています。
標的型メール訓練とは
標的型攻撃メールを模した内容のメールを社員に送信し、受信した社員が不審なメールだと判断できるかという訓練サービスです。
標的型メール訓練の目的
標的型メール訓練の主な目的は、従業員が標的型攻撃メールを見抜く力を養うことです。これには、不審なメールに気づく力を養う訓練と、受信した際の対応力を養う訓練の二つの側面があります。訓練によって、従業員は実際に攻撃者から送られてくる可能性のあるメールの特徴を学び、それを識別する方法を習得します。
訓練の重要性
従業員が正しい知識を持っていないと、企業は大きなセキュリティリスクにさらされます。訓練を通じて、従業員は不審なメールを見分け、適切な対処をすることができるようになります♪
訓練の効果
訓練を行うことで、感染リスクの低下、開封してしまった従業員を特定し教育すること、そして開封後の適切な対応を学ぶことができます。これにより、標的型メール攻撃による被害を最小限に抑えることが可能になります!