欽ちゃんの仮装大賞

今回は女子アナの話でなく恐縮ですが、2月6日に放送された、「欽ちゃんの仮装大賞」について書きたいと思います。

ただ、番組内容についてでは無く、番組中に欽ちゃんが突然発した「番組降板表明」についてです。

詳しいことはネットニュースになっていますのでそちらに譲りますが、ベテラン出場者の前で脈絡もなく突然、「今日で終わり」と発言したことで、皆が「今回限りで降板」と受け取っている、という事です。

番組はこの発言を、いわゆる「あおりVTR」に使用したりしていたりしますが、エンディングまで「欽ちゃんありがとう」というような演出は一切なかったので、事の真相は分からずじまいです。まぁ、次に放送されるとしても恐らく1年後なので、どうなるかわからないというのが真相のような気がしますが…。

この放送を私はリアルタイムで見ていたのですが、今回98回の仮装大賞、当然100回まで欽ちゃんはやるものだと思っていたので、かなりの衝撃を受けましたが、一晩考えてみると、欽ちゃんらしいな、と思うようになってきました。

というのも、欽ちゃんは常人が考えるような道は進まない人だと思っていたからです。

かつて放送していた「おしゃれカンケイ」という番組に、欽ちゃんが出演した時に語っていたのですが、欽ちゃん自身が自分の子どもに「人が進まない道を行け」と教えていたので、子どもが予備校から大学に行かず就職する道を選んだ時に反論できなかった、という話や、最近では、大学に通っていたのに、卒業せず退学した、という話など。

あと2回で百回なのだから、そこまでやって花道に…というのは、常人の発想でしょう。99回、というのも、中国では99は「半永久」を意味するらしいとか、あと1回だから!と引き止められるとか、そういう発想もあるかも知れません。

だから、98回で、という事なのでしょうか。思えば、今回は最初から、進行は香取さんにほぼ任せて、最低限しか口を出さなかったようにも見えました。あと1点で合格、というときの対処とか、昔ならもっと積極的に審査員に絡んでいましたしね。「入れてあげてよ~!!」ってね。

そう考えると、欽ちゃんの決意は、固いのかも知れません。でも、まだ1年あります。私としては、やっぱり欽ちゃんあっての仮装大賞ですから、欽ちゃんに次回以降も出てほしいとは思いますが、こういう終わり方も欽ちゃんなのかな、と思うと、これでいいのかな、と言う思いもあり、複雑です。

1年後に、答えは出ます。


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