米国最高裁のClarence Thomas判事の判断と #あたおか の拡大解釈の話

記事の和訳をしても物凄く分かり難いので、解説記事とさせて下さい。

【そもそもの異議申し立て内容】

  1. COVID-19ワクチンは、中絶された胎児から分離した細胞から育てた細胞を利用して開発/試験されている。

  2. 中絶を禁じている宗教も沢山あるから、ワクチンに、大昔のこととはいえ、中絶の結果発生した胎児の細胞由来で培養した細胞株を利用すること自体、宗教倫理的に問題があるのではないか?

  3. 宗教倫理的に問題ありと懸念されるワクチンだから、義務化することは馴染まないのではないのか?

【Clarence Thomas判事の認識・判断】

  • 1.について:申立人は『COVID-19ワクチンが中絶された子供に由来する細胞株を用いて開発されたものである』ことは認めている。     ➡ #あたおか さんみたいな『中絶した胎児の細胞を原料にしやがって』等という馬鹿げた話をしているのではないと認識。

    • 2.について:宗教団体の意見として、カリフォルニア・カトリック会議、ローマ法王、バチカンに意見を聴いたところCOVID-19ワクチンを支持するとの公式見解を得た。

    • 3.について:カルトとは見做されない宗教団体に意見を聴いたところ、上記の通りだったので、宗教倫理的問題もないだろうと判断。

➡異議却下の判決

つまり、先に公開したnote記事:

に沿っています。

ですから、 #あたおか さんの

に関しては、 『お前は何を言っているんだ』です。

何故なら、 #QAnon の指示等何の関係なく、(大昔の物ではあるけど)中絶胎児由来の細胞株を利用している《(中絶胎児の細胞を直接原料としているのではない)ことにご注意を!》ことは明示的に認めているからです。

UCLA Healthの記事にも書いてあるように、まともな宗教団体も支持している考え方ですから、『宗教倫理的な問題点はもはやないです。』

*勿論、『俺達の宗教じゃそれも駄目』と抗議する自由はありますけど、もはや #カルト 団体扱いされるだけでしょうねwww。


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