COVID-19ワクチンで梅毒になることはありません。

#あたおか  発言が酷すぎますのでw、信じる人は居ないと思いますが、アレンジして使うのが出そうなので和訳しておきます。

【和訳】
COVID-19ワクチンの接種者が梅毒の偽陽性結果を記録したことに関する米国保健当局の警告が、ネット上で誤解されています。

一部のソーシャルメディアユーザーによると、FDAは12月に、特にCOVID-19の注射によって引き起こされる「ワクチン誘発性梅毒」を認めたと言い張っています(こちらこちら)。

「全く普通だ...きっと何でもないんだろう」と冗談を言うユーザーもいれば、ワクチンに性感染症(STI)が含まれていることを示唆するツイート(こちら)で返す人もいました。

12月17日、FDAは医療機関や研究所関係者に対し、特に《Bio-Rad Laboratories BioPlex 2200 Syphilis Total & RPR kit》(こちら)を使用する場合、ワクチン接種者に梅毒の偽陽性が出る可能性があることを警告する文書を初めて配布しました。

同書簡では、接種後5ヶ月まで偽陽性が見られる人がいるとし、RPRキットを使用している人は、確認のために別の種類の検査を試みるよう促しています。しかし、次のように強調しています。:「COVID-19ワクチンは梅毒を引き起こしたりしません。

その後、CDCは、FDAの警告を増幅する独自の書簡を配布しました。

それによりますと、歴史的に、梅毒のRPRテストの偽陽性結果は、結核、リケッチア病、心内膜炎など、STDとは無関係の全身感染症にかかった人や、妊娠中、他の予防接種の後にも見られるとのことです。後者の一例として、天然痘ワクチン(こちら)があります。これは、RPR検査が、梅毒に限ったものではない非トレポネーマルの抗体を測定するためです(bit.ly/35q1sYj)。

CDCの書簡では、2021年STI治療ガイドライン(bit.ly/3hvwsbI)により、反応性RPRの結果は常に別の種類の検査で確認する必要があるとも記されています。

「これは、一部、上記の問題のためです:偽陽性非トレポネーマルテスト結果は、梅毒とは無関係の複数の病状や要因と関連する可能性があります 」とCDCの手紙は述べています。

「FDAの警告によりますと、梅毒のトレポネマル検査は、この問題の影響を受けていないようです。」

ロイターファクトチェックは、以前、STIとCOVID-19ワクチンに関する他の主張について、こちらで取り上げました。

こちら

こちらも。

【評定】
文脈が欠落しています。FDAとCDCの書簡は誤って解釈されています。RPR検査は、測定している抗体の種類により、時に誤った陽性結果を出すことがあります。そのため、別の種類の検査で確認する必要があります

→要は検査方法の限界で、偽陽性になっただけで、梅毒になったわけではないということです。

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