インフルエンザの予防接種と一緒に、改訂版ブースターも受けることが出来ますか?

はい。保健当局は、一度に両方の予防接種を受ける方が便利で、両方の予防接種を受ける可能性が高くなることを知っているので、この秋にこの組み合わせを提供することを提案しています。

COVID-19の緩和措置のおかげか、インフルエンザが殆ど流行しないシーズンと穏やかなシーズンがありましたが、一部の専門家は、今年のインフルエンザシーズンが通常より酷くなる可能性を懸念しています。2年連続でインフルエンザが流行しなかったということは、国民の免疫力が低下し、感染しやすい人が増えるということでしょう。南半球からの情報は、北半球のインフルエンザの深刻さを予兆することが多いのですが、その情報はまちまちです。オーストラリアは、感染者数の点で厳しいシーズンを送っており、懸念されるところですが、他の国々では、特に活発なシーズンにはなっていません

インフルエンザのシーズンがどの程度深刻なものになるかに関わらず、ワクチン接種が推奨されることに変わりはありません。いくつかの研究と監視データによりますと、インフルエンザの予防接種と同時にCOVID-19の予防接種を受けることは安全であり、どちらのウイルスに対しても免疫反応を低下させることはないことが示されています。予防接種で一時的に予想される副作用は、通常、COVID-19の接種のみを受けた人と比べて、両方の接種を受けた人は同程度僅かに悪化する程度です。

個人によっては、両方の予防接種を受けることが理にかなっている場合もありますが、理想的なタイミングでない場合もあります。CDC は、9 月または 10 月にインフルエンザの予防接種を受けることをお勧めしますが、多くの専門家は、インフルエンザに対するワクチンの保護が衰え、早すぎるとシーズン全体を通して持続しない可能性があるので 10 月またはそれ以降をお勧めします。それでも、インフルエンザワクチンを少し早めに接種することは、全く接種しないよりはましです。

二重接種を選択する場合は、2つの注射を別々の腕、または同じ腕で、少なくとも1インチ離して注射をする必要があります。

今年初めて、CDC は、65 歳以上の人々 に、標準的なインフルエンザワクチンの代わりに、高用量またはアジュバントインフルエンザワクチンを接種することを優先的推奨していますが、これは、これらのショットがこのグループに対してより効果的である可能性があるという証拠があるためです。

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