オタワ警察の50%が辞職したというネット上の噂は真実ではありません。

【和訳】
ソーシャルメディアユーザーが、オタワの警察の50%が辞表を提出し、カナダ軍が国民に忠誠を誓っているという虚偽の主張をしています。

この投稿は、カナダのJustin Trudeau首相と彼のCOVID-19ワクチン義務化に抗議するために1月末に始まった“Freedom convoy”に言及しています(こちら)。

虚偽の主張の例は、(こちら)と(こちら)で見ることが出来ます。

ある投稿の文章はこうです。:「@OttawaPoliceの50%が辞表を提出し、カナダ軍が国民に忠誠を誓ったと報道されています。」

この主張は、過去にCOVID-19関連の誤報を流したPat Kingが投稿した動画に由来するもので、(こちら)、(こちら)、(こちら)に説明されています。

ロイターは、オタワ警察の50%が辞表を提出したという信憑性のある報道を発見しませんでした。

オタワ警察サービスのメディア関係者であるAmy Gagnon巡査は、ロイターに対し、この主張は誤りであると電子メールで確認してくれました。

「オタワの警察官が辞職したことはありません。」とGagnon氏は述べました。「利用可能な全ての警察官は、2月4日金曜日から働いています。」

Justin Trudeau首相は2月1日、コロナウイルスワクチン義務化に1週間近く抗議し、オタワ中心部の交通を停止させたトラック運転手に対して、カナダ政府は軍隊を使用しないと述べました(こちら)。

首相は1日、「軍隊を送るという問題はない」と語りました(こちら)。

Anita Anand国防相も、2月3日のツイートで(こちら 「@CanadianForcesは警察ではありません。ですから、カナダ軍がオタワの現状に法執行の立場で関与する予定はありません。」)

カナダ国防省はロイターに対し、「そのようなコメントはしていない。」と述べています。

評定

デマ。オタワ警察によりますと、ワクチン義務化抗議デモに関連して、オタワの警察の半数が辞表を提出したりなどしていません。カナダ軍がconvoyの対処に関与しているという証拠はありません。

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