Mamavationの報告書は、バンドエイドに「癌を引き起こす可能性のある永劫性化学物質」が含まれているという主張に対して十分な証拠を示しているわけではありません。
【主張】
バンドエイドから癌を引き起こす永劫性化学物質が見出された。
「バンドエイドは癌を引き起こす」
【評定詳細:裏付け不十分】
専門家らは、PFAS化学物質は何千種類もあり、PFASと発癌リスクとの関連性を示す現在の科学的証拠は、これらの化学物質のうち2種類に過ぎないと指摘しました。
彼らは、発癌リスクを確実に評価するためには、存在するPFASの種類を特定することが必要であると強調しました。
Mamavationのブログでは、PFASの指標である有機フッ素のみを検査しましたが、その種類は特定されませんでした。
従いまして、Mamavationの調査結果は、PFASが絆創膏から発癌性物質を検出したという主張の十分な証拠とはなり得ません。
アーカイブはこちら。
【キーポイント】
ペルフルオロアルキル及びポリフルオロアルキル化合物(PFAS)は、数千種類にも及ぶ人工化学物質の一群です。
撥水性や耐熱性といったPFASの優れた特性により、消火用発泡体から焦げ付きにくい調理器具、撥水性の衣料品に至るまで、様々な製品に使用されています。
PFASは非常に分解されにくいため、生物や環境中に残留・蓄積する可能性があります。
研究により、PFAS(の一部)には人の健康に悪影響を及ぼす可能性があることが明らかになっています。(➡論理があまりにも飛躍していませんか?、という話です)
*長くなるので、レビューは別記事にします。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?