MIT Medicalが提供する学生保険のお話

  • 詳細は上記英文サイトをご確認頂くことをお勧めしますが、内容の荒い和訳をつけておきます。参考にして下さい。

  • なお、これは現在用意されている制度のお話で、昔にも同等の制度があったのかどうかに興味を持たれたのならば、お手数ですけど、各人で歴史を調べてみて下さい。

  • 社会保障とか医療保険制度等を専攻されている学生さんだと、卒論ぐらいはかけるお話になると思いますよ(^o^)b。

【MIT学生健康保険制度(MIT SHIP)について】

MIT 学生健康保険プラン(MIT SHIP)は、予防医療、プライマリーケア、救急医療、外科医療、入院、専門医訪問、メンタルヘルスサービス、処方薬等をカバーする総合医療保険プランです。MIT SHIPプランは、マサチューセッツ州のBlue Cross Blue Shieldが提供する優先的医療提供機関(PPO)プランで、幅広い全国ネットワークを持っています。

MITの学生とその家族は、MIT SHIPの適用を受けることが出来ます。また、MITの他の特定の人々(=教職員の事です)は、自分自身とその家族のためにMIT SHIPの保険に加入することが可能です。あなたに加入資格はありますか?

➡<補足>日本と違い、アメリカの場合、子供がいらっしゃって大学(院)に入学される方が居るのは極普通の話です。従って、家族にも加入資格があるのですよ(^o^)b。

【MITの学生は、キャンパス内で治療を受けるのにMIT SHIPは必要ありません】

MIT Medicalの大部分のサービスは授業料に含まれています。これには以下が含まれます。

注:MIT Medicalでのサービスに対する補償は、保険契約とは見なされません。(⇦日本で言うと、事故を起こした時に自動車の任意保険の等級が変わることがありますよね。あれを想起して頂くと分かり易いです。MIT Medicalをいくら使おうと、それは保険を使ったとは見做されないということです)

➡<補足>MITという一つの村にそこそこの設備のある村の診療所があるのを想起してもらうと分かり易いかと思います。
村の診療所を使う分にはタダですけど、それでは賄えない分をMIT SHIPでカバーしますって話です。

【MIT SHIPは、MIT Medicalで受ける治療を拡大し、学外でもカバーします】

MIT SHIPは、処方箋や、授業料に含まれていないMIT Medicalでのサービスに対する補償を追加します。MIT SHIPはまた、MRIのようなキャンパス外の場所で行われる特殊な検査を含む、キャンパス外の医療サービスを受けられます。MIT SHIPは、理学療法、専門医、病院の緊急治療室への訪問、手術、救急車による搬送、入院等、キャンパス外での他の種類の治療もカバーします。また、MIT SHIPの保険は他の州や国でも利用することが出来ます。

【MIT SHIP(または他の総合保険)は大部分の学生にとって必須です】

MIT SHIPは、州や 連邦政府の健康保険の要件、及び、J-1ビザ保持者の要件に適合しています。

【大部分の MIT 学生は、自動的に MIT SHIP に加入します】

フルタイムの学生、または学期当たり27ユニット以上を履修するパートタイムの学生は、自動的にMIT SHIPに加入することになります。また、プランにかかる費用は、あなたのバーサー口座に請求されます。

ボストン/ケンブリッジ地域を包括的にカバーする保険プランを既にお持ちの場合(親の保険プランや配偶者の保険プランでカバーされている場合等)、MIT SHIPの適用を免除して、請求額をバーサーズ・アカウントから削除することが可能な場合があります。詳しくはこちら

➡<補足>ボストン/ケンブリッジ地域の保険に加入している人の家族だった場合、二重に入ることになりますから、その時は免除になるよってことです。親父がハーバードの先生やっているとかね。

MIT SHIPの適用を受けることが可能な非学生または訪問学生の方は、このプランに加入することが出来ます。詳細はこちら

MIT SHIPに加入した後は、対象となる家族のために同じ保険に加入することが可能です。詳細はこちら

次年度のMIT SHIPの補償は2022年9月1日に始まり、2023年8月31日に終了します。9月1日以前にケンブリッジに到着し、総合保険に加入していない場合は、heathcare.govで保険を購入することが出来ます。

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