池田伸哉の思い出 その1 大きなおうち
池田伸哉とは1986年12月、ソ連邦極東の町、ハバロフスクで知り合った。それから一緒に一ヶ月かけてシベリア、中央アジア、カフカース、バルト三国、キエフ、レニングラード、モスクワとソ連邦を一周した。
池田にとってこの旅は、大学の卒業旅行だった。
池田は大学卒業後、広告制作会社に入り、28歳の時に独立。池田デザイン事務所を設立した。
そして、35歳の時、17歳年下の女性と結婚した。
これはその少し前に書いたものである。
大きなおうち
仕事仲間に「キング」と呼ばれる男がいる。