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変わっていく自分を許すということ / 下道 千晶_モデル・俳優

下道 千晶 モデル・俳優。
2015年に、房総半島へ移住。自然に寄り添う暮らし方を実践中。
また、天然藍を使った染め直しの活動「meets BLUE project」を始め、活動を通して持続可能なライフスタイルを提案している。


お肌のまがり角って、人生で何回まがるのでしょうか。
思い返せば私の肌も、思春期に始まり、産後、そして30歳を超えた今、また新しい角を曲がり、 まってまってと必死にその角に対応している最中です。

ニキビが気になり始めた思春期頃から今まで、外側のケア、内側のケアと色々試してきました。 もともと肌が強い方ではないので、流行りのケアや間違ったケアで逆に荒れてしまったり、環境 や年齢の変化で今まで使っていた物が合わなくなってしまったり。
試行錯誤して、これだ!という物や方法に出会えても、季節やホルモンの変化で、あれ?この前ま では良かったのに、今は違う?なんてこともしょっちゅうで、気分屋な肌に付き合うのは本当に 難儀なことです。

そして変化に気持ちが追いつき、上手に対応出来るようになった頃には、私の肌はまたその先の 新たな角を曲がっていたりします。まったくもう。

肌に限らずですが、身体の変化って、いつも突然、お知らせなくやってきた気がします。ある日突然生理が始まって、身体つきが変化して、「はい、女性としての人生がスタートしますよ」 という事実を突きつけられて。それからはニキビに悩まされたりダイエットをしてみたり。私の場合は妊娠も、「はい、分かったかい、母になりますからね」と身体からのメッセージで知 りました。 嬉しいことだったのは変わりはないけれど、つわりに始まり、段々と大きくなるお腹や心身の変 化に戸惑ったのは事実です。

産後も、今も、いつだって身体の変化は(あるいはそれに気がつくのは)突然で、後から気持ち を追いつかせることが多かった私。もちろん素直に受け入れられることばかりではなく、心と身 体のチグハグさに悩まされたこともあります。

そんな予期せぬ変化に、いつだってジタバタしてしまう私。 日々変わっていく外の世界に対応しながら、振り回されることなく過ごすにはどうしたら良いの でしょうか。現在進行形で模索中ですが、最近気がついたことがあります。 年齢を重ねながら様々な経験をして、どうにかこうにかピンチを乗り越えるすべを身につけた私た ちは、身につけた鎧をまとって、一人で頑張ろうとし過ぎているのかもしれない、ということ に。
自分一人でやれることには限界があります。時間にも限りがあります。

「自分でなんとかしなければ」と全てに全力で挑んでいたら、次々と起こる変化にジタバタする のも当然です。
時には人に任せてもいい。頼ってもいい。 それを自分に許せると、自分ではうんともすんともいかなかったことが、誰かが得意なことだっ たりして、案外あっという間に解決したりするものです。 大人になると人に頼ることって少し怖かったりします。今まで自分が積み上げてきたやり方や方 法が出来上がっているから。「迷惑をかけてしまうかもしれない」「嫌な顔されたらどうしよ う」とも思いがち。 けれど勇気をもって外の世界を信頼してみると、意外と世界は優しかったことに気がつけるかも しれません。

肌に関しても、同じことが言えそうです。
あれ、今のケア、ちょっと合わなくなってきたかも? そう気がついた時に、化粧水が合わないのか、乳液が合わないのか、乾燥に傾いているのか、油 分が多いのか...。全てを順番に試して答えを見つけた頃には、また季節が変わり別のトラブル に...、なんてことはしょっちゅうです。

こんなふうに肩肘張ったスキンケアをしがちな私の悩みを解決してくれる二層美容液「梅と桜」 が、joscille skin&mind から新しくリリースされました。

この美容液は冬眠から目覚めた春のゆらぎ肌のために作られていて、ヘルシーで明るい艶やかな 肌に仕上げ、外的ストレスから肌を守り、リズムを整えてくれるそう。 今まで肌質によってラインが変わるブランドは数あれど、季節によるゆらぎにフォーカスしてくれ たスキンケアブランドに出会ったのはjoscille skin&mind が初めてかもしれません。

使い方もワンステップで、オイルと美容液の二層をよく混ぜて乳化させ、手のひらに適量(約10 円玉大程度)をとり、こすらず肌に入れ込むようにプレスしながらなじませるだけ。 春夏は洗顔後これ1本でオールインワンとしても使えるので、とってもシンプル。 あれもこれもと工程ばかりが増えてしまい、「頑張る」スキンケアになってしまうこともありませ ん。

使う前は、オールインワンでは物足りないかも?と思っていた私ですが、「梅と桜」を使用した 翌朝のお肌のキメには驚きました。
それもそのはず。joscille skin&mind の皆さまのこだわりが詰まったこの二層美容液は、 黄ぐすみをおさえ、明るく弾力を感じる肌へ導く和歌山県産の梅の果実エキス、肌荒れをやわら げるソメイヨシノの葉のエキス、ポリフェノールが豊富な完熟前の早摘み果実を使用したりんご果 実エキスなどの植物成分を配合し、肌のざらつきをなくし乾燥から守る月見草油、乾燥と紫外線 から肌を守るコメヌカ油、バリア機能をもち紫外線から肌を守るツバキ油、ホホバ種子油、ブ ルーライトからお肌を守ってくれるカカオ種子エキスなど、ナチュラル成分95%でありながら、 春のゆらぎ肌にとって大切な成分がたっぷり配合された特別な美容液なんです。

オイルは重くて苦手だった私でも、安心の成分と絶妙な配合、サラッとしたテクスチャーが心地 よく、毎日使いたい「梅と桜」の美容液。 見た目も可愛く、ピンクのオイルと透明な美容液の二層が春を感じさせてくれて、見えるところに 出しておきたい気持ちになります。オイルのピンク色ももちろん天然由来の成分で、ムラサキ根エ キス(シコン)から抽出されたもの。実は万葉集にも登場するほど古来から美容に使われている 生薬なんだそうです。

5月末頃には、セラム「白樺と黒豆」が発売予定です。 その頃には、紫外線も本格化、湿度も伴って、私の肌は今とは違うトラブルがあるかもしれませ ん。けれど次の季節からは、ゆらぐお肌の変化に joscille skin&mind のスキンケアが寄り添ってく れるから、ジタバタせずにすみそうです。

これからも変化や曲がり角は何度も訪れるのでしょう。 その度に私はたじろいでしまうのかもしれません。

変わりたい自分、変われない自分、変わりたくない自分、変わってしまう自分、そのどの自分に も留まれない自分。 行きつ戻りつしながらも、自分に対しての「もっと頑張れ!」という声かけをゆるめて、楽しさと心地よさを選んでいけたら、そう考えている今日この頃です。


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