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外国語の学び方

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外国語に興味のある方、外国語の勉強法について悩んでいる方に対して、耳よりな情報を紹介しています。
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2022年1月の記事一覧

【語学】間違えてこそ学ぶ

僕は元々がとてもネガティブ思考な人間なので、思い出も良いことよりも悪いことの方を長く強く覚えてしまいがちです。 でも、こういう自分の性格が、却って役に立つこともあるんだなと思うことがあります。 それは、語学の勉強です。 語学に限らず、何を勉強するにしても言えることかもしれないのですが、自分の知識や能力の至らない点を一番分かりやすく伝えてくれるのが、「失敗体験」です。恥ずかしい間違い、悔しい失敗をすることですね。 むしろ、成功体験よりも、失敗体験の方が、後まで長く記憶に

DeepLを用いた語学学習

こんにちは! 自動翻訳サイトの質はますます上がっており、特に「DeepL」の質は非常に高いです。訳出される文章も、そのまま訳として利用できるレベルのものがあります。 知らない言語で記事を読めるようになったのもDeepLの大きな恩恵です。「読めるだけの語学力が欲しい」と思っていた言語については、労力と時間の大幅なコストダウンに繋がっていると感じます。DeepLが無ければ、一体、僕がロシア語のニュースを読むことができる日はいつ来たのだろう…。 「DeepL」の良いところは、

語学の中の「アハ体験」

こんにちは! 今回は、以前書いていた「英語に似ているドイツ語」「日本語に似ているドイツ語」の続きで、ドイツ語を勉強しているときに出会い、個人的に「なるほど、そうだったのか!」と思った単語を書いていこうと思います。 英語の場合は何故かピンと来ないのに、ドイツ語で意味を覚えると「あー、そういうことだったのか!」と思う単語は意外とよくあります。それは、もしかすると、英語がカタカナ語として日本語に定着してしまい、その元々の意味をあまり考えなくなっているからなのかもしれません。 ち

実は世界一早口な私たち日本人

という話を聞いたことがあるのですが、本当なのでしょうか。 リスニングでどうしても外国語が聞き取れない! オリジナルが速すぎてついていけない! という悩みをお抱えの方は多いと思います。 英語、フランス語、ドイツ語、、、確かにどれもみんなものすごいスピードで話しているように聞こえるのです。 しかし、音のスピードを「音節」(シラブル)という単位で測ってみると、意外にも世界最速の言語を操っている話者は、我々日本語母語話者なのだそう。 この、「日本語が世界で一番早口な言語」と