「ダイナミックプライシング」と呼ばれる仕組みをご存知ですか?
「需要を生み出す」という視点でビジネスの価値を高めよう!
モノやサービスの値段は需要と供給のバランスで決まるのが基本です。まぁ、あくまでも基本なんですけどね。
例えばフライト料金もしかり。羽田から福岡に移動するという時間サービスの対価として料金は設定されていますが、選択する航空会社によっても値段は違いますし、同じ航空会社であっても時期や曜日、時間帯によっても異なります。
さらに料金が違ってくるのがホテルです。
普通は一泊朝食付きで7,000円ぐらいで泊まれていたのに、先日予約しようとしたら25,000円以上にもなっていましたからね。(@_@)
「イベントがある。多くの観光客が訪れている」まさに歪な需要と供給のアンバランスがもたらす現象だったんでしょう。
そうそう、先日利用したタクシードライバーさんはこのように嘆いていましたね。
「ホテルは混み具合を見て自分達で料金を高く設定できるからいいよね。我々なんて料金は上げられないからね。しかも、ドライバーが不足しているのにね」
まぁ、確かにその通りですよね。
ご存知の通り、タクシー料金は法律によって規制されているいますが、この規制を突き詰めると「タクシー運転手やタクシーの利用者のため」となっています。
でも、今の時代、本当にタクシー運転手やタクシーの利用者のためになっているの?って思いますけどね。
現行のタクシー料金制度にハードルがあるとすれば、バスや電車、飛行機と違って事前に料金が分からない、ということになるのかも知れません。
つまり、距離や乗車時間の組み合わせでタクシーメーターは上がっていきますからね。
そこで提案です。
現代社会においては誰しもスマホを持っているので、目的地までの距離はドライバーも利用者も共有化できるものです。だったら、バスのように事前に料金の取り決めが出来るようになれば・・と思って色々と調べたら、配車アプリを使えばそういったサービスが既にあるんですね。苦笑
しかも、配車アプリで事前に行き先までの料金を確定した場合においては「ダイナミックプライシング」と呼ばれる仕組み、つまり需要に応じて料金を変えることが出来るんですよね?
よって、私などの提案は不要でしたね。苦笑
でもね、このダイナミックプライシング・・
貴方は知ってましたか?
貴方は利用してますか?
ほんと、ココが一番大事ですよね。制度があっても周知され活用されないと意味ないですからね。
いずれにしても、モノやサービスの値段は需要と供給のバランスだということです。もし違う視点があるとすれば、それは「公共サービス」として役割ですかね。
そして、この需要と供給のバランスはどのビジネスにおいても重要だということです。
だからこそ、我々は「いかに需要を生み出すのか?」という視点も大切なんですよね。それがビジネスの価値を高めることにも繋がると思いますからね。
おまけの一枚。
前日の都内出張での朝食は「KOMEDA is 東銀座店」でした。ちょっとボリュームが少ないかな?と思いましたけど、まぁダイエットには良いかも。苦笑
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