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建設会社の倒産が止まらない?だったら「変わること」この一点のみですよ。


スポーツエンターテイメント空間の創出がわが社の命題なり!


東京商工リサーチと帝国データバンクは信用調査会社として良く使われてもらっています。

はい、何かと与信管理が求められる機会も増えていますからね。

そんな信用調査会社からは定期的にメールが届くのですが、先日の配信メールのタイトルにはゾッとしましたね。

「建設会社の倒産が止まらない」

2023年の倒産は全国で約1700件で、2022年比38.8%増で、前年比ではリーマン・ショックに見舞われた2008年(17.3%増)を上回った、というこものです。

まぁ、ゼロゼロ融資もありますし、最近では人手不足と資材価格の高騰が顕著ですからね。

工期の長い工事の採算は大幅に悪化しているようで、特に民間案件であれば思うような物価スライドも適用しづらい、そんな背景があるのでしょう。

一つの会社の破綻であれば自己責任だとしても、不良債権を掴まされた会社まで巻き込むのであれば、それは被害者を出すということですからね。

従って、ゼロゼロ融資は国の肝入り施策だったので、その被害者を出す行為に政治が加担した、とは決して言い過ぎではないと思いますけど。どうでしょうか?

それにしても、わが国を代表するスーパーゼネコンの一社である清水建設でさえも、2024年3月期は上場以来初の営業赤字に転落する見通しとのことでした。

やれやれ。

建設業界がこれだけ厳しい状況にあっても、さらに追い打ちをかけるのが2024年問題です。

工事現場での時間外労働を上限年720時間以内、資材を運ぶトラックドライバーも時間外労働が年960時間までに制限、ほんと人手不足の中でどうなっていくんでしょうか?

でも、どのような経営環境に晒されても、世の中の企業は成長していくか、衰退していくか、この2択しかなというのは私の不変の考えです。現状維持も衰退なんです。

だからこそ、変わること。この一点のみです。

我々はスポーツ施設の設計・施工・維持管理が事業の柱ですが、これすらも全否定なんです。

スポーツエンターテイメント空間。

スタバが単なるコーヒーショップではなく、空間価値の創出に力を入れているように、我々はスポーツエンターテイメント空間の創出、価値創造に力を入れなければならないと考えています。

地域の総合体育館も国や自治体が建設と運営を行うやり方がほとんどでしたが、現在では総合体育館もアリーナとして、民間企業による建設・運営が増えてきています。

いわゆるPPP事業です。

そこに我々はスポーツエンターテイメント空間を創出する一員としてコミットメントしていく。細かなことは割愛するとして、そういうことなんです。

そうですね、わが社が消え去るときは世の中からスポーツがなくなる時。そんな感じですから。

最後に、色々な企業とも連携していくことを視野に入れていますので、是非ともコラボすることで新しい可能性が見出せるのであれば、お声がけ頂きたいと思います。


おまけの一枚は出張先でのディナー紹介。「かこいや 仙台駅前店」さんです。見事な刺身の数々・・お見事でしたね。日本酒が合いますよ。笑

刺身

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