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消滅する自治体と佐藤さん一人勝ちの社会とは?

今、出来ることをやる。さぁ、始めよう!


まぁ、NHKニュースで取り上げるのだから、私もそれ相当の関心を払って注視しましたよ。

それが、2050年までの30年間で、若年女性人口が半数以下になる自治体は全体の4割にあたる744もあり、これらの自治体は、その後、人口が急減し、最終的に消滅する可能性があるというニュースです。

そうそう、この話題とは違うのですが、先日のこのニュースにも驚きましたね。

それは約500年後の2531年、日本人の全員の名字が「佐藤さん」になる、そんなニュースです。

明治時代以来、日本にはおよそ13万種類の名字があったようですが、すでに5万種類が5軒以 下の「絶滅危機」にあるというものです。

苗字消滅ですね。

まぁ、結婚することで苗字が減っていくのは間違いのない事実でしょうからね。

いずれの話題も根本は同じですよね。

少子化、人口減少、といったことにあります。

そういった中で「消滅可能性自治体」から脱却した自治体もいくつかあるようでした。

それらの自治体に共通しているのは、若者の定住促進に懸命に取り組んでいるということです。

例えば、私の故郷・鹿児島にある長島町では、独自の奨学金制度を創設して成果をあげています。

具体的には、町外の高校や大学などを卒業したあとに10年以内に町に戻って定住すれば、奨学金の元金や利息の返済を町が肩代わりするもので、その名も「ぶり奨学金」という制度です。

国内有数の養殖ブリの産地として知られる長島町ならではのアイデアですよね。

成果としても、制度開始から昨年度までの8年間で376人が受給し、このうち現在22歳以上の人に限ると、Uターン率は50%を超えているようです。

もちろん、長い目で見ると、少子化や人口減少に歯止めがかからないとすれば、一過性の人の奪い合いでしかないように思えますが、こういった取り組みこそ脚光を浴びるべきだと思いますけどね。

ほんと、何もしないのであれば、自治体としての終活を始めるしかありませんからね。

「今、出来ることをやる」

まさに金言ですよ。

企業だって然りですからね。

激変する世の中にあって、何もしないのであれば、企業としての終活を始めるしかありません。

終活とは会社整理です。整理も出来なければ、破綻するしかありませんからね。これでは周りに迷惑をかけるだけですので。

そういうことです。

しかも、取り組みにはスピード感がないとダメですからね。


おまけの写真は出張先でのホテル朝食の紹介です。場所は登別温泉なんですが、北海道感が全くない朝食ですね。まぁ、バイキングだとどうしてもこうなりますかね。苦笑

登別グランドホテルさんにて。

ホテル朝食

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