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候補者「超」乱立の都知事選挙に思うことは?

供託金は引き上げ、そして政見放送や選挙ポスターはなくすべき。今こそ制度改革を!


いよいよ、注目の東京都知事選挙が始まります。本日・6月20日告示、7月7日投開票という日程です。

今回の東京都知事選挙については、6月5日のブログでも書かせてもらいました。

「現職の2期8年、結局何がダメだったのか?では、自分は何をどうしたいのか?」相手候補を批判するのではなく政策論争すべし、概ねそういった内容でした。

そうそう、最近のマスコミ報道を見ると、どうも与野党一騎討ちの構図に誘導しているように思えてなりません。

従って、私は「恥を知れ」発言で、腐敗した政治に風穴を開けてくれ、未来への希望を感じ取ることが出来た安芸高田市の元市長に注目していますよ、そんなことも書いてます。

今回は視点を変えて立候補者の数についてです。

メディアでも話題になっているので皆さんもご存知だと思います。

なんと、なんと、50名以上の立候補者だとか。

ちなみに、売名目的の立候補者の乱立を防ぐために供託金という制度があります。知事選挙の場合は300万円です。

この供託金は、自身の得票が有効投票総数の1割に達しない時は没収される、というものです。

でも、前回の東京都知事選挙では、22人が立候補し、没収点をクリアしたのは3人のみ、つまり19人の供託金が没収され、その額は実に5700万円ということでした。

そう、これでは没収覚悟での売名行為が横行したと言わざるを得ません。もちろん、法律違反ではありませんので、立候補者に対して云々はありませんけどね。

問題は制度設計です。

政見放送だって、天下のNHKという公共電波を使って「何でもあり」ですからね。

政見放送時間の長さも然りですが、その内容に「目を点にした」視聴者も多かったと思います。

それが今回の人数を考えると・・ゾッとしませんか?苦笑

そこで制度設計の見直しです。

供託金300万円という制度設計がなされたのがいつの時代なのか知りませんが、少なくても金額を引き上げることが必要だと思います。

例えば、1000万。

だって、没収点をクリアすれば返還されるお金ですからね。しかも、都知事選挙であれば、その多くの支援者の数を考えると集められる額じゃないかと。

あと、政見放送とポスターもいらない。

選挙公報が全世帯に配布されますし、今やインターネット、SNS全盛の時代ですからね。

立候補者は東京都のホームページ特設サイトで確認すればいいことだし、政見放送だってYouTube動画でも、個人のサイトでも、全然良いじゃないですか?

しかも、有権者も自分の都合の良い時間帯で視聴できますからね。

そうそう、選挙ポスターの掲示板も48人分しかないとか。間に合うのですかね?

いずれにしても、注目の東京都知事選挙。選挙が注目されることはホント良いことですが、悪ノリするようなことがあってはなりませんからね。


おまけの写真は珍しくスイーツタイムより。まさに職人技ですね。神楽坂茶寮渋谷スクランブルスクエア店からです。

スイーツ

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