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睡眠3時間!?この生活サイクルには衝撃を受けましたね。

悲劇から学び、二度と同じ悲劇を起こさせない。これが残された者たちの役割です。


さる9月30日の早朝に起きてしまった悲劇、宝塚歌劇団の若干25歳という若い劇団員の自殺には心が痛みます。

自殺する数日前には「マンションから飛び降りることを決めていた。精神的に崩壊している」そんなメッセージを母親に送っていたというニュースも目にしました。

まだまだ25歳という若さだったんですよ。メッセージを過去形にすることなく、なんとか防ぐことは出来なかったのでしょうか?

残念です。心からご冥福をお祈りします。

記者会見では忙殺されていた劇団員の生活サイクルを考えても公表されていました。

12時間以上も稽古場に詰め、亡くなる直前の約1か月半の間に休日はわずか6日。1日の平均睡眠時間は3時間ほどで、月の総労働時間は過労死ラインを大幅に超える400時間以上・・そういった生活サイクルであったようです。

建設業や運送業の2024年問題どころじゃないですね。物凄くブラックな勤務状態です。

この辺り、国の制度設計にも不備があるのかも知れません。

でも、ここから話はローカルネタになりますが・・

そんなニュースを見ていた妻が一言。

「貴方も似たようなものだよね」

はい、確かに。月の総労働時間は400時間超過してる時もありますね。苦笑

でも、従業員には「時間外労働時間は年間360時間以内、月間45時間以内、振替休日は月内処理、連続作業でも週一回は休日をとること」とは、嘘偽りのない通達事項です。

再度、正々堂々、オープンマネジメントです。

・時間外労働時間は年間360時間以内
・月間45時間以内
・振替休日は月内処理
・連続作業でも週一回は休日確保

でも、経営陣(使用人兼務役員除く)って労働基準法が適用されませんからね。ほんと、私なんて無制限勤務ですよ。苦笑

振り返ると、私が25歳の時も似たような勤務形態でしたね。一週間ほぼ徹夜続きで、寝るのは仮眠程度、家に帰ることもなく事務所で過ごしたこともありましたからね。

まぁ、約35年前、遠い昔の出来事ですよ。そんな時代だったんです。

でも、現代社会では通用しないことですからね。変えるべきところは変える、改めるべきところは改める、ということです。

とにかく、負担を強いることのない仕組み、生産性を上げるビジネスモデルの再構築です。

悲劇から学び、悲劇を再発させない、これが残された者たちの役割ですよ。

はい、私はそう思います。


おまけの一枚は出張先でのモーニング紹介です。この日の朝は故郷・鹿児島のホテルタイセイアネックスでした。鶏飯があったので、思わず作っちゃいましたよ。笑

鶏飯

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