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3点シートベルトは正しく着用しないと命落としますよ!?

シートベルトの目的は「万が一の時に命を守る」ということにあり!


3点シートベルトは正しく着用してますか?

いやいや、昨日東京で若手営業マンと同行していた時に目にしたんですよ。

流石に「奥さん、子どものために言うけどさー」って感じで注意しましたけどね。

要は、シートベルトをそのまま差し込んだ状態にして、その上から座り、斜めのベルトだけをグルッと肩に掛ける方法です。

まぁ、外から見ればシートベルトを装着しているように見えますよね。

でも、乗り降りが多い配送車のドライバーやタクシーの運転手、意外とこの方法が多いんですよね。

いちいちシートベルトを脱着する手間が省けるから・・って「一体何秒違うんですか?」と言いたくなりますけどね。

再度、専門家の見解です。

この状態で衝突事故の衝撃を受けると、本来発揮されるシートベルトの拘束力はほぼゼロに等しい、つまりシートベルトをしていないのと同じ状態、ということです。

これでは車外に放出されて命を落とす危険性もあります。

実際、いつもこの方法で大型トラックに乗っていたドライバーの男性が事故を起こし、車外に放り出されて亡くなった、そんな悲劇が起きています。

ちなみに肩から斜めにかかっているシートベルトを脇の下に挟み込んでも同じです。しかも、これだとシートベルト着用義務違反で捕まりますけどね。

後部座席もしかりです。後部座席のシートベルト着用はとっくの昔に義務化されていますからね。

後部座席は安全と思われがちですが、それは大きな間違いですよ。事故の衝撃で前席シートや天井などに叩きつけられ、大けがをしたり死亡する事故が多発していますので。

ほんと、シートベルトは正しく着用しましょうね。

目的は「万が一の時に命を守る」ということですから。警察に捕まらないためではありません。

そこ、大事ですよ。


おまけの一枚は冒頭の写真の続きです。愉快な仲間達ですね。笑

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