見出し画像

遅れたけど、フジ君誕生日おめでとう。

11日は、ファラミアのワンドロやってて乗り遅れ、翌12日は気圧に負けて何も描けず、13日は午後までやっぱり気圧のせいで寝込んでいたので(そして気分の落ち込みがすごい)藤君の誕生日絵をあげられなかったけど、いいものを見つけたのだった。

月下のフジ君

思った以上にきわどい色合いに加工しすぎたなーと思いつつ(元々水彩で描いたのはもっとふわっとした色合いだったので、見づらいかなーといろいろやってたらやりすぎた気もする)細かい処理もだいぶ甘いけど、雰囲気だけはいい感じにできた気がする。

背景の月は、別の作品用に作ったもの…の、セットでできたリバーシブル作品だったりする。月を色紙でカッティングして作る時、2色で作成するときは、下の紙と上の紙を入れ替えながら作っていくので、リバーシブルの作品が同時に出来上がる。(細かい部品は取れてしまったりもするけど)

何かに使おう…と思って、本来の作品を仕上げた後にリバーシブル作品をついでにやっつける(足りないパーツは新たに切り出して補足する)ということをよくやる。

だから、この月も、本当に手元にあるカッティングとは実は全然違う色に加工してある。

アナログベースのデジタル作品、ということですね。デジタルのいいところは、ごみが出ないこと、そして試した効果を取り換えやすいということだなぁと思っていたりする。

作品の作り方についてはこのくらいにして、バンプへの思いを語ろうか。

でも、語りだすと、それだけで一つの記事にしないといけないくらい、きっと長くなるから、ちょっとだけ、昨年のライブでもらったものの話をしよう。

2019年、オーロラアークツアー。これまで行けなかったライブを埋め合わせるくらい、たくさんの会場に向かうことができた。

今の現場に異動する前は、正真正銘の一人勤務だったり、人員が少なかったりでなかなかライブに行きたくても行けなかったのだ。

7月のライフメットドームで、ベースのチャマは「俺らが見てきたオーロラを、みんなと一緒に見たかった」と言ってくれた。音楽が広がって、私たちもオーロラの見える場所に連れてきてもらった気がした。

9月の名古屋でも、「みんなに会えてうれしい」と本当に力のこもったライブを見せてくれて、遠出して見に来てよかった、と本当に思った。

11月のツアーファイナル、3日、4日、まさかの両日参加でき、その中で言ってくれた言葉、

「しんどいことや辛いこと、きっとこれからもたくさんあると思う。その時にいつもそばにいる、なんて俺は言えない。でも、きっと、君が気づいていなくても君のそばに俺らの音楽がいるから。俺はそれを知っているから。だって、俺が、曲をかけなかったり、しんどいと思っているときに、君たちがいるって、思わせてくれた、それで俺はこうして今ここに立ってる。それが何よりの証拠で、そうやって俺らの音楽はいつもそばにいてくれるから。その時、君は気づかないかもしれない。でもきっと俺らの音楽は君のそばにいるから。きっと気づいたらそばにいるから。」

そうやって語ってくれた言葉が、このディストピアめいた現状の中で輝いている。

そう、本当にディストピアだと思う。まして、音楽を…こんな…。

下を向きたくなるような、こんな現状の中で。フジ君のこの言葉を思い出すと、そうだ、きっとバンプの音楽は寄り添ってくれる、それを信じられる。

だって、実際、何度も救われた、寄り添ってくれた。だからきっと大丈夫だ。

そんな音楽を紡いでくれる彼に、彼らにどうか、よいことがたくさんある一年であってほしい。悪いこと、大変なことはこれで打ち止めで、たくさん素敵なことが起こってほしい。私はそう思う。


今日はこの時間まで結構落ち込んでたけど、バンプへの愛を語っているうち、元気になってきた。ありがとうフジ君。ここでも救われた。

お祝いしようと思ったのに、助けてもらったなぁ。

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは、展示や制作の資金として、あるいはさらなるいい作品の滋養のための活動にありがたく使わせていただきます!