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アニメ【推しの子】2期7話 感想

■はじめに

この記事は【推しの子】2期7話の感想を書いた記事になります。
まだ見ていない方に対しては、ネタバレになりますので、ご注意ください。

この記事は、
・アニメを見た人と同じような感想を共有出来たら嬉しい
・原作漫画を読んでいない人が原作漫画を読むきっかけになったら嬉しい
という思いでこの記事を書かせていただきました。

 その為、私は原作漫画を読んだ上でこの記事を書いておりますが、基本的に原作漫画のネタバレはしないように書いております。
原作漫画と違った部分について言及する部分もありますが、違ったという程度しか書かないつもりでいます。
その上でアニメと原作漫画の違いが気になった方がいらっしゃいましたら、原作漫画を読んでみてください。(めちゃくちゃ面白いです。)
アニメを見て同じような感想を抱いた方がいらっしゃいましたら、嬉しいです。

また、今回から記事の記載内容を変更しました。
前回までの記事は長くなってしまっていたので今回からコンパクトにしてみました。

■7話の内容

 7話は『キザミ』と『匁』の再戦シーンから始まりました。
その演技シーンの舞台袖では、『かな』と『姫川』の作戦会議が行われ、『姫川』の提案でアドリブを入れることになりました。

 再び『姫川』達が舞台にあがり、『姫川』が演じる『ブレイド』と『アクア』が演じる『刀鬼』の対決シーンになります。
身体全体を使った感情演技を行う『姫川』に対して『アクア』は無感情の演技という対比構造を生み出します。
 この『アクア』対応に対して姫川は、不満を覚えつつ、舞台袖で『かな』と話したアドリブをはさみます。
『姫川』が行ったアドリブは、『かな』に丸投げというものでした。
驚きつつも咄嗟に対応しようとする『かな』よりも先に『アクア』が対応し、台本に合流しました。
 このアドリブの受けを経て『かな』も「『アクア』ってこんなに受けが上手かったんだ」と認識を改めます。
『アクア』は『かな』に対して「もっと好きなように演じていい。」
と立ち位置等を移動することによってメッセージを送ります。
『かな』は『アクア』からのメッセージを受け取り覚悟を決めます。

 『かな』が覚悟を決めたところで回想シーンに入ります。
子役時代の回想で『かな』の母親、母親との関係性についてでした。
売れている『かな』を守るため、業界で残り続けるために自分のやりたい演技より周りと共存しやすい使い勝手の良い役者になることにしていました。

 『アクア』のメッセージを受けて『かな』は自分のやりたい演技を行うこととしました。
自分のやりたい演技を始めた『かな』は会場全体を魅了し、視線を集め、『鏑木P』や『あかね』もそれぞれ特殊な感情をいだきます。
『かな』が演じる『ツルギ』と『アクア』が演じる『刀鬼』との戦闘が行われていき、途中で『ブレイド』が『刀鬼』に攻撃を仕掛けます。
この攻撃の間に入り『刀鬼』の代わりに『ブレイド』の攻撃を『あかね』演じる『鞘姫』が受けます。

 『ブレイド』の攻撃によって、倒れてしまった『鞘姫』をみて『刀鬼』は、戦う意味を一度失います。
戦う意味を『ブレイド』に問われたところで『アクア』が感情演技の稽古を行っている回想シーンに入ります。
『アクア』のパニック症候群のトリガーについて調べていきます。
そして『アクア』のトリガーは演技を楽しんでいる時の『アイ』、母親への罪悪感だと『五反田』監督から指摘されます。
トリガーを理解した、『五反田』監督からのアドバイスは、
「演技を楽しむな。「演技は、つらく苦しいものであれ。」というものでした。

 そのアドバイスもあり、『アクア』の復讐という感情を利用した感情演技が始まりました。

■7話の感想

 ストーリーに直接関係しないところでしたが、今回も舞台シーンは原作漫画にないシーンがふんだんに描かれていてとても良かったです。
原作漫画では、『東京ブレイド』のストーリー内容は最低限の物だったので、アニメで描かれるのはとても見るのが楽しみになりますね。
 個人的には『みたのりお』の役がハマりすぎてセリフがあるたびに笑ってしまいます。

 今回は、『かな』の全力演技と『アクア』の感情演技という2つの大きな見どころがありましたが、どちらも感情移入してしまうと見ていてつらくなってしまうような内容でした。
『五反田』監督が『アクア』と『アイ』の関係に気付いていたのに驚いた人も多かったと思います。
『かな』の全力演技と『アクア』の感情演技が出たことで『かな』と『あかね』の勝負にどういった影響がで出るのかが楽しみですね。

■次の話への期待

 今回も『アクア』の感情演技が始まったところでエンディングという、新しい見どころが始まったと思った所でのエンディングだったので、次回か気になる良い終わり方でした、

 『東京ブレイド』の舞台内容も終盤なので、次回には舞台の終わりまで描かれることになると思いますのでで次回も楽しみにしています。

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