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映画「大脱出」感想 激ヤバコンビと壊れそうで壊れないちょっと壊れる監獄

今週から映画を1本なんか見る習慣をつけようと思ったので

ついでに、見終わったら感想を言う習慣もつけようかなと思った次第。

未見を損なわない程度のネタバレあり。

そんなわけで、初週は

シュワちゃんxスタローンの、激ヤバコンビが
科学と叡智を結集して作り上げた超すげぇ監獄その名も

墓 場

から脱出する、脱獄系アクション映画
「大脱出」の感想。

さて、冒頭、スタローンは脱獄のプロ、脱獄王であることがわかります。

この辺はおもしろポイントなのでサーっと流して
とにかく、スタローンは脱獄できなかった監獄はない、すごいやつです。
さて、そんな彼に挑戦状めいた招待が届きます。

それは、彼の脱獄法や、世界のハイテク技術を結集した
通称「墓場」という、激ヤバ監獄から脱出できるかな?というやつです。
色々あって、スタローンはその激ヤバ監獄から脱獄をすることになります。

収監後内部の、囚人の憩いの喧嘩したり、喧嘩したり、あと喧嘩したりする広場「バビロン」

バビロンて。

バビロンで主に起こることは

喧嘩と
目が合うと「死にたいのか」って聞いてくるおじさんが居るのと
喧嘩と
目があう度に「死にたいのか」って聞いてくるおじさんと
シュワちゃんとスタローンがお絵かきして遊ぶ。

さてそこでもうひとりの主人公シュワルツネッガーに出会い
友達になって、二人で脱獄をすることにします。
この辺の、なんかずっとある違和感とか、なんかすごいシュワちゃんが
フレンドリーに、俺と友達になろうぜ!とか
何か必要なものがあったら言ってね!とかすっごい寄ってくるのが
気になりつつも、何だこの可愛いおじさんは……ってなる辺りが
シュワちゃんの魅力かな、とスーパーなで肩おじさんと
スーパー肩幅おじさんの友情を噛み締めつつ思います。

あとどうみてもラスボスでやっぱりラスボスの署長。
サイコパス感があって、虫の標本をいじるのが趣味。
サイコパス虫の標本作りがち。

一度脱獄するための調査中に
水道破裂させてうっかり溺死しそうになったり
監獄を水に沈めそうになったりするスタローン。

死にたいかって聞いてくる署長。
ここの人たちも質問死にたいかと仲間の秘密を売れの2択。

「俺をここから出さなければ監獄を燃やしてでも出る」
というキメゼリフを吐くスタローン
それをバカにするように「無理だねw」とあざ笑う署長。
いやでも実際グチャグチャにされかけたんだけどなぁ。

ここの監獄、セキリュティはすごいんだけど、人がちょろい。
まぁ、そこが付け入りどころだから、そこを起点に脱獄するわけなんだけど

さて、脱獄するにあたって、ネジを温めて外したり、アッラー信仰おじさんに協力してもらって、情報を得たり、医者を説得したり。
色々と面白いアイデアと行動力で、次々と作戦を進めていく。

しかしなんだろうこの映画、必要なアイテムが登場したときの
入手方法が全部、わざと暴れてワチャワチャしてる間に盗んで
懐にしまうという方法しかないのが若干シリアスなギャグを含んでいる。

最終局面において、出す回答が、これまでに培ってきたすべてを使って!

暴 動 の ス キ に 逃 げ る !

銃 を 撃 つ 敵 !

 シ ュ ワ & ス タ ロ ー ン 無 双 !

見たかったものは見れたが、スゲー雑ゥー!!!!!!!
ここへ来てすっげぇ雑ゥー!!!!!!!

雑ゥー……なんだけど結構良いヒューマンドラマと
最後の最後はちゃんと面白い閃きで乗り切ることで
もとの空気に戻って一安心。
ついでに、この辺で、前半にたくさんあった違和感が徐々に解決していく。
ご都合主義じゃなくて、ちゃんと意味がある接触だったんだなと
ほーなるほどな~~して

色々あってさて脱出間際、ラスボスである、この監獄の
署長と激突します。
何度かあったいざこざの中で、スタローンの宣言していたとおりに

監獄が最後は大爆発!!!

は、別にしない。

結構派手に爆発したり、燃えたりするけど、まぁそこそこ壊れて、うん。
全壊はしない程度にぶっ壊して、なんだろう、そこまでしたなら派手に
吹っ飛んでほしかったなというちょっとした不満を抱えつつも

エンディング、シュワちゃんとスタローンの友情と
ここまであった残りの違和感を一気に解決する気持ちのいいパート。

うーんなるほど。
最初の10分でほー!おもしろー!ってなって
次の1時間でん~?なんだ?このテンポでずっと行くんか?ってなって
最後にはきっちり、あー面白ったわ!ってなれる。

そんな映画でした大脱出。

新たな発見としては、シュワちゃんってめちゃくちゃ描くの難しい。
いじればいじるほど似ない。
絵描きの皆様は是非一度試してみてください。

大脱出


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