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ハセツネCUP

振り返りをする気分になるまで随分と時間がかかった。
それほど、今回の結果には自分で自分にガッカリした。

ハセツネCUP
71.5km

ロングレースをメインのフィールドとするチームに所属しているものの、出来るだけ場数を踏み経験値を高めていきたいと思いミドルクラスの距離のレースにエントリー
実際のレースコースには自宅から通えるので長短の距離に関わらず試走には何度も訪れた

練習はというと、夏の終わりに患った流行病の影響で練習を積むと疲労が抜けず日にちを続けての走り込みが出来ない
そこに大きな不安を抱えつつもとにかく練習を重ねた
チームの直前練習でも調子は上がらない
上がらないどころかいつも以上に息が上がるのが早い
そのせいかレースに対する良い意味での緊張感が生まれず、どこか気持ちが乗らない
普段はどんなレースであれ一週前からアルコールとカフェインを断ちコンディションを整えていたが、今回はその気持ちさえも起きずに日常的な生活を過ごした

練習量はやはり一週前より全く走らずにいた
脚も軽く肉体的な疲労は取れていたと感じていた

レースマネジメントとしては苦手な登り基調の前半を極端なぐらい抑えて、下り基調の後半部分をしっかり走ってストロングフィニッシュをしたい
目標タイムは設定せずにとにかくフィニッシュテープを切ることだけを考えた
制限時間も余裕あるので焦る必要は一切ない


レースの結果はDNF
第一関門の辺りで既に脚は売り切れた
圧倒的な仕上がり不足
序盤抑えて入ったはずではあるのにあっさりとバテてそこから粘ることも出来なかった
自分のコンディションを把握出来ておらずに完敗
前走のONTAKE100kよりもヒドイ結果

情けなく、不甲斐なく
調子が悪いなりのレースっていうものをしたら良かったんだろう

「流行病に罹患して仕上がってないのは明白だったにも関わらずそこに気付けない拙さ
気持ちのどこかでこのレースをこの距離を甘く見てなかったか?
自分の実力以上の走りをしたいなんて欲をかかなかったか?」

色々な振り返りした

考えるほど自己嫌悪に陥った
考えなくとも自分が嫌だった

前走で失敗して、散々悔しい思いをして出直したんじゃなかったのか?
気持ちに緩みがあったら良い結果など生まれるわけもない
周りの皆んなと楽しくやるだけが目的なのか?
そんなことの為に練習してるのか?
わざわざお金や時間を使ってまで。
何回リタイヤしたら目が覚めるんだ?

チーム加入の初年度に悪い結果ばかりが続くって一体なにを今までやって来たんだ?
いい年齢になってまでこんなことを繰り返して、何をやっても精神的にはずっと未熟なまま

ここで切り替える以外の手段はもうない
もう年内レース出場の予定はないので悔しさを晴らすのは来年になってから。
焦っても今のままでは結果などついて来る訳ない
じっくり自分を見つめ直して、今一度出直すしかない

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