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ONTAKE100

時間が経ってしまったけど、読み返せるように此処に記す。

【レース前の戦略】
◎KAIで上手く行った部分(ペース設定、補給)をそのままにして走力を活かす展開にしたい
◎6月の月間距離と直前の練習で調子が良く自信を持っていた
×エクストリームリンドーで途中離脱、一度も50km以上の練習できず、長い距離に対して不安が残る
×坂や階段などの垂直系の練習が不足していた感がある

【レース当日/体調面】
×前日、当日寝付けずに 睡眠負債が貯まる
×夜スタートに寝てないままで序盤から睡魔に襲われた
◎チームの仲間のおかげでリラックスしてスタートラインに立てた
【レース当日/補給面】
・給水は足りていた
・遅いゴールになる想定の補給食を用意してなくて不安が付き纏った
・塩分系が不足していた
【レース当日/戦略面】
・コースマップを何度か見て頭に入れておくことは必要なこと
・エイド、ウォーターエイドについても頭に入れておくべき
・マップを持つべき
・前半抑え過ぎるぐらいじゃないと間違いなく潰れる →何処の地点まで抑えるべきかの作戦も練るべき

【反省点/言い訳/収穫】
・全てしっかりと万端に準備しなければレースに挑める態勢は整わない
・何もかも手抜きをしては通用しない
・悔しさは勿論あるけど精一杯粘りはした
・走れるレースという触れ込みに騙されて、走り過ぎたように思う
・どんなレースでもとにかくレースマネジメント! 一にも二にもマネジメント




目標12時間30分以内
最低14時間以内
結果73km地点DNF

【事前戦略の補足】
・夜パートはおそらく水分を欲しないので、定期的に摂取する分を持つ
・ドロップバッグにソックスとシューズ用意
・補給食はカロリーメイトとランチパック中心 甘いものは不要
・あとはオヤツに干し梅、梅やコーラのグミ、レモンわらび
・メダリスト、塩ジェルは3つずつ

必要カロリー
5565kcal

12"30
5.55.28 9.17.51(3.23.14) (3.09.52)

13"04"27
6.06.08 9.36.03 (3.29.55) (3.28.24)

13"30
6.33.23 10.07.08(3.33.45) (3.22.04)

今年からトレイルランニングのチームに加入し、多くの知識得て、練習もそれなりに積んできた。

春のレースを納得のいく結果を得ていたので自信もあった。
だけど過信だった。
チームの同期の経験豊富な仲間と一緒に遠征をし、共に結果を出して三人で美酒に浸りたかった。

何よりも悔しいのは100キロを超えるレースを完走出来なかったこと。
チームの仲間は長丁場のレースのことを楽しそうに話している。その仲間に入りたい。
ロングレースを主戦場とし強く逞しくフィニッシュをすることを命題とするチームの門を叩いた。熱意を買われてか、晴れて狭き門をくぐり抜けた。
自分のスケールには見合わないほどのチーム。加入出来たことが今でも不思議なほど。
加入出来たからこそロングレースを完走したかった。
そこで初めてチームの中でのスタートラインに並べるんだと思って。

今回は走れるレースだからと意気込み、前月には自身最多の練習を重ねた。
長い距離を走る練習が足りておらず、準備は万端とは言えないながらも整えてはいたつもりだった。
しかし、自分の期待とは裏腹にレースは序盤から苦しかった。意気込みが空回りする。
だけど苦しさに耐えた。
チカラがまた甦るって信じて。

本当にチカラが戻って走れるようになる。
嬉しかった。コレがロングレースなんだって。 自分もそのレースを味わっているんだって。
だけど、うまくはいかない。
少ししてまた苦しさがすぐにやって来る。
何度も耐え、こらえた。
チカラが戻る事は何度かあったけど、すぐにまた苦しさに押し潰される。
それでも耐えた。どうしても100キロレースでゴールしたくて。チームの仲間に入りたくて。自分を誇りに思いたくて。
補給、水分、塩分、心拍、いろんなことに気をつけたけど復活しない。

自分にはゴール出来る実力がないのかと思い始めた。
休んでもチカラは戻らない。

自分に自信がなくなっていく。
とうとうあきらめてしまった。

後半戦、ずっと苦しさばかりに襲われてた。
とにかくその苦しさに耐えた。
走れるときを待って耐えた。だけど走れるときが来なかった。
充分苦しんだと、自分を納得させてレースをやめた。

もちろん悔しい。
悔しさの一番は自分を誇りに思いたくてゴールを目指したのにそれが出来なかったこと。

自分には自分を誇れる時が来るんだろうか?
そのときを自分で引き寄せるために前を向いて行くしかない。
この悔しさを忘れないように。

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