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지코 (ZICO) - SoulMate (Feat. 아이유)


久しぶりに書く記事は韓国のミュージックビデオを題材に持ってきます。

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今回はZICO feat.IU の「Soulmate」にします。

2年前の2018年7月30日に公開されたミュージックビデオですが、当時見たときはさっぱり訳がわからん٩( ᐛ )وという感じでした。なので当時は音源は良くても映像を何度も見返すことは無かったのです。。。

2年経った今、見返して自分なりに分析してみようと思います。

韓国の映像制作は歴史的背景を持っていて、特にアイドルやアーティストのミュージックビデオは世界観がしっかりと創られています。これについては映像監督のイハンギョル氏が取材で答えていますので引用します。

「韓国のミュージックビデオといえば、華やかでカラフルなセットが定型化されているイメージがありますが、このような部分についてはどうお考えですか?」

「屋外や室内空間を有効活用できるスペースが多かったら良いのですが、韓国には良いロケーションがありません。自然が守られていたり、審美眼良く建てられた建物があれば、そのまま映像でスタイリッシュに表現することができるのですが。歴史まで話すと長くなってしまいますが、韓国という国自体、こうした部分に気を使わずに無計画に作られた都市が多いです。その中でロケーションを探すのが難しいというのが最大の理由の一つだと思います。その次にアイドル産業という性質上、神秘主義というのが挙げられます。アーティストが自分の日常生活を持ってしてファンに会うのではなく、徹底的に分離され、隠されていて、当然ミュージックビデオの制作をするときにもファンが簡単にアクセスすることができない空間がセットになるんです。あとは、先ほどもお話した韓国のMV制作の黎明期の世代がセットを作って、そこにアーティスト本人のビジュアリティー(visuality)を実装しようとする作り方が現在まで上手く受け継がれてきたという部分もありますね。それについては勿論良い部分であると思います。」GINZA Magazine 2019.05.22

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Soulmateですが、とにかく映像に色気があります。

Film cameraで撮影したようなフィルターがかかっている映像、Vintage感漂う衣装やヘアメイクなど世界観に引き込まれます。歌詞は特にZICOとIUの清純そうでどこかふざけた感じもある2人が綺麗に調和されている表現がされているなあと感じました。

冒頭のZICOのパートで「새빨간 열매가 열렸어」(真っ赤な果実がなっている)にかかるバックサウンドがお洒落すぎる!声調と生活音が掛け合わされている〜

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ストーリーはIUガZICOを訪ねている様子で、ZICOはずっとエレベーターの中にいて、エレベーターの中の様子がコロコロと変わります。

エレベーターの中=ZICOの内面?心境? というように解釈しています。

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雨の日には雨漏りもしていて、それを受けるグラスがまた可愛いですよね。。。お洒落。。

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表示が雷の時はボタンを押そうとしても押せなかったり=(近づけない、近づかないでということなのかな?)

見返してみると、演出がとにかくおもしろいなあ、映像美だなああってなりました。

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学生の時にブラビのLIVEに行ったら前日に原宿で本人たちに遭遇したこと思い出した笑 明日LIVE行きますよーって会話したなあ懐かしい、、、

このMVは少し難しくて、上手く文章化できなかったです。。。



最近、何か一つのことを突き詰めている人ってめちゃくちゃかっこいいなあと思います。

「自分にはこれしか無いからね苦笑」って言っちゃう人が人間的にとても魅力を感じます。

今までざっくばらんに何かしらにトライしてきたのでこれと言ったものがまだ無い私はこれからどう突き詰めて行こうかなと考えています。


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