貼れないカイロ

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水になりたい

弱くて、醜くて周りを幸せにできなくて 浪費することしかできない自分が、このまま酸素を吸っていていいのかなと考えては寝つけない "想像することは無力だけど無意味ではない"という言葉も意味をなさない 想像して"許された"気になっているのであって真に許されることはないと思っている 周りを浪費してマイナスしか生み出さない かけがえのない人になれるほど綺麗な人間ではない 醜くて負の要素しかない 地球の水分量は変わらないみたいだから この身に流れる液体たちも いつか何かを救えるのか

    • 無題

      今日は胸が熱くなり涙が出てしまうほどそれは違う!と苛立つことがあった それも自分のためではなく人のために しかもその人は好きではないはずの人 自分でも不思議

      • すでにくらげなのかもしれない

        脳がないが毒を持ち無自覚に人を傷つける jellyfish:スラングで意気地なし、意志が弱い どちらも当てはまる すでに私はくらげなのかもしれない

        • 振袖が怖い

          物心ついた時から成人式が怖かった。毎年の年始に綺麗に着飾った20歳が集っているのをみて自分もいつかそこにいかなければいけないのかとつらかった。 振袖を着た20歳は皆希望に満ちた目をしていて皆美しくて、絶望していて醜くて汚い自分には眩しかった。 高価で日本の伝統的な振袖、選ぶ権利も着る権利も私にはなくて 振袖が私を選んでくれればいいのにな 振袖、あなたがどうしてもっていうなら着るよ あの光景やあの言葉が刺さったまんまで忘れかけた頃にまた疼いて膿んでは苦しい。抜けたら楽なのだ

          無題

          "死んでいないだけ"あの子はそう言っていた。今となってはその意味がその感覚が痛いほどわかる。 誰かの生活に自分の影を投影させないと、誰かからの賞賛をもらわないと。自分には烏滸がましくて許されないことだと思っていながらもそうすることでしか価値を見出せない、認められない、許せない。自分の足で進むことなく他人に縋って生存を確認して1日を終える、死んでいないだけ こんな自分に明日を迎える権利はあるのだろうか 枕を濡らし毎朝考えている

          怯え

          何もかもが怖い。 大きな足音が部屋に近づいてくるあの時間や その笑顔の裏側にはどんな恣意が隠されているの