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元祖平壌冷麺屋note(130)

八百治ホテルをチェックアウトして、娘と博多駅前のブックオフへ。娘はお年玉でゲームソフトを、自分は小説を2冊購入。新年セールの20%オフが嬉しい。

スタバで一休み。店員さんオススメのアイスコーヒーと九州限定のハンドドリップ方式を注文したら、喜ばれた。

ルワンダのアバクンダカワの説明の書かれたカードまでもらえて、少年時代にカードダスを収集している感じがよみがえり楽しかった。

博多ラーメンの「一双」へ向かうと、誇張なしに百人ほど並んでいたので、「引き返すのも一つの勇気。なむなむ!」と宣言して、ワンブロック離れた博多ラーメン屋にすんなりと入った。1980年に創業された「めんくいや」。博多ラーメン600円。満足。

ハンメは生まれ故郷の宇部へ。アボジ、妹夫婦と合流し、車で市内観光。福岡タワーを登る。身長234メートル、年齢35歳。エレベーターで景色を眺めながら上昇するとき、モロボシダンが変身して巨大化するときの気持ちが分かった。

妹夫婦の住む町を抜けて、山中へ入って行くと、俳句の道を抜けて、宿泊先の温泉旅館にたどり着いた。シーズンになると俳句がずらりと並べられるから名付けられたらしい。

義弟のご両親と合流。脇田温泉でゆっくりと温まり、夕食の御膳を囲む。

アボジがお給仕さんに名前を訊いたら、日本名じゃなかったので、驚いた。グールン・ロサニさん。ネパールから日本へ来て4年間、日本語を学んだそうだ。夢は3年後に帰国して、日本語学校を開校すること。

食後はラウンジへ。バーのマスターは、猫専門の千切り絵作家。オスカーピーターソンのファンで、直接会って、絵を贈呈したこともあると話してくれた。

「グラスだけ下げておきますね」とマスターが言うと、アボジが「わたしも下げて下さい」とボケたので、間髪入れずに「それは願い下げです」と合わせたら、義弟のご両親に大ウケした。

しばらくして、アボジが娘に絵をオーダーするというので、一同、目が点になった。

ハラボジも、アボジの幼少時、列車に飾られていた絵を、その場で交渉して買ったことがあるらしい。遺伝子か。

そんな訳で、ひな祭りまでに、我が家に「猫」がやって来ることに。ハルベからの大きなお年玉。



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