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縄文のビーナス/棚畑遺跡

縄文のビーナス(The Jomon Venus)は、縄文時代中期(約5000年前)つくられた土偶で、安産と子孫繁栄を願って祈祷するための土偶と考えられている。高さは27cm、重さ2.14kg。粘土に細かい雲母片が練りこまれているために、胸のあたりを中心にキラキラ輝いて見える。この縄文のビーナスはほぼ完全な形で見つかったことが珍しい。茅野市尖石縄文考古館(尖石・与助尾根遺跡)所蔵。環状集落の中央広場の土坑と呼ばれる穴に横たわる形で埋められており、ほぼ完全な状態で出土した。
1989年(平成元年)6月12日の重要文化財指定を経て、1995年(平成7年)6月15日に国宝に指定された。 当初は出土した遺跡の名前にちなんで『棚畑姫』と呼ばれたこともあった。

長野県の棚畑遺跡は、縄文土偶の国宝第一号「縄文のビーナス」が見つかった場所。
いまは日本電産サンキョーという会社の工場?が出土した場所の真上に建っているそうでちょっと残念。

茅野市尖石縄文考古館
https://www.city.chino.lg.jp/site/togariishi/