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初めての折りたたみ自転車として是非!DAHON Boardwalk D7 2021年モデル

 コロナウイルス感染拡大に伴って、我が家ではレジャーに出かける機会が減り、自家用車の使用頻度が減りました。そこで、経済面も考え、2台所有していた自家用車のうち1台を手放すことになりました。ただ、1台のクルマではちょっとした買い物など、何かと不便なので、自転車を購入することにしました。

 新たに購入する自転車には妻も乗るため、ロードバイクのようなスパルタンな機体は選べません。それに高価な自転車を購入すると、盗難に遭遇しないかが心配です。
 だからといって、安価なママチャリにするのも味気がありません。そこで、普段乗りに使用でき、それでいて走行性能が高く、盗難されにくく、所有欲を満たせる自転車を探した結果、DAHON(ダホン)の折りたたみミニベロ式自転車に辿り着きました。

 DAHONには様々なラインナップの折りたたみ自転車が存在します。そのため、他にも魅力的な機体があり、どれにするか悩みましたが、最終的に購入したのはBoardwalk D7となりました。Boardwalk D7を選んだ理由、乗った感想を紹介します。

Boardwalk D7を購入した理由は?

 DAHONは折りたたみ自転車のメーカーとしてメジャーな会社です。ハイグレードからエントリーグレードまで、幅広いラインナップが存在するため、目的や予算に応じて選択しやすく、それでいてエントリーグレードでも高品質なのが特徴です。
 Boardwalk D7は7段変速クロモリフレームETRTO 406の20インチタイヤです。スペックは標準的ですが、Boardwalk D7は以下の魅力な点が存在しました。

マットガード(泥除け):標準で付属

 雨天や、雨天後は道路に水たまりが生じます。マットガードがないまま走ると、背中も正面も泥だらけになります。通勤では雨天後に走行することもあるため、ある意味必須の機能です。マットガードを後付けすることも考えましたが、見た目が少しダサくなるんですよね…。その点、Boardwalk D7は標準付属のため、見た目にも違和感を感じず、美しくまとまっています。

マットガード前輪側
マットガード後輪側

乗り心地

 Boardwalk D7のフレームであるクロモリは、アルミと比較して重いですが、しなる特製がある素材です。そのため、路面の細かい振動などを吸収してくれるため、長時間乗っても疲れにくいと言われています。私の通勤距離はおおよそ10 km程度なので、長距離ではありませんが、毎日乗ることになるので、疲れないに越したことはないですよね。

経済的

 Boardwalk D7は7段ギヤで普通に漕ぐと、平均20〜25 km/hの速度 が出るため、ママチャリよりも高い走行性能を有しています。ブレーキはリムタイプであり、止まれなくて困るほどのスピードも出ないので、全く問題ありません。それでいて、値段は¥71,500(税込)と比較的安価です。初めて購入する自転車としては手頃な価格設定です。

外観

 DAHONはアメリカ製ですが、Boardwalk D7はヨーロピアンスタイルのおしゃれな外観です。これに関しては好みの点もありますが、普段乗りとしては、街に溶け込んで目立ち過ぎない点が気に入っています。
 続けて、Boardwalk D7の外観や各パーツについて紹介します。

折りたたみ

 折りたたみの状態で幅78 × 高さ65 × 厚さ34 cmと、輪行も可能なコンパクトサイズです。重量は12.5 kgとやや重いですが、男性であれば片手でも持ち運び可能です。

折りたたんだ状態

 少し気になる点として、折りたたみ時にハンドルが中間に挟むタイプであることです。中間にあることに関係して、ハンドルバーにサイズの大きなアクセサリ(例:スマホホルダー)は設置できません。折り畳み時に設置したホルダーとタイヤが干渉し、前輪と後輪のマグネット部分をくっつけることができなくなります。この点においては、折りたたみ時にハンドルが外側になる自転車(例:Visc EVO、Horize Disc)のほうが有利です。ただ、折りたたみ時にしっかり固定されるため、そこは収納性と拡張性のトレードオフの関係にありますかね。

折りたたんだ状態(真上から)

 色は5色から選択可能です。私は「ブリックブラウン」を選びました。ブラウンと書かれていますが、見た目では赤色に近いです。見た目のスタイルもあってか、女性はもちろん、男性の私が乗っても違和感のない色に仕上げられています。

サドル

 サドルはフレームの塗装とも合う革の茶色です。革と金属鋲で構成された外観はおしゃれで、全体的な雰囲気ともマッチしています。

 ただ、サドルはすぐに他社製品に交換しました。純正品はのまま走ったところ、平坦な道路を走るだけで、お尻が痛い・・・。ママチャリのようにサドルスプリングは搭載されていないのは仕方ないとして、クッション性が低く、面積も狭いため、お尻の負担が大きくなるのでしょう。Boardwalk D7はエントリーグレードであり、ロードバイクのように前傾姿勢で漕ぐことはないことから、もう少し快適性に振ってほしかったですね。

純正サドル

ハンドル

 ハンドルポストはクランプによって長さを調整可能です。そのため、シートポストと同様に、乗る人に合わせて好みの長さに設定することが可能です。私と妻は身長差が約15 cmあるので、地味に便利な機能です。

ハンドルポスト

 ハンドルグリップはサドルと似た茶色です。意匠として格子状の細かい凹凸があり、外観は良いのですが長時間乗っていると振動によって凸凹が掌に食い込んで地味に痛い・・・。サドルほどの痛みはないですが、交換するかどうか悩んでいます。

ハンドルグリップ

ペダル

 ペダルは折りたたみ可能なタイプで、反射板もついています。簡単にたためるので収納時も苦になりません。

ペダル(根元が折りたたまれます)

まとめ

 DAHONの自転車は世界的な供給不足の影響もあり、Boardwalk D7も近隣の自転車屋はどこも入荷がなく、通販で購入したこともあり、実際に乗るまで不安でしたが、乗り心地、走行性能、外観いずれも満足しています。パーツについてはサドルやグリップ、英式バルブであることなど、気になる点もありましたが、簡単にカスタム可能な箇所であるため、少しづつ好みの車体に仕上げていきたいと思います。

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