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チェーンからの汚れ・巻き込みを防止しよう。チェーンリングカバー

 Visc EVOはスポーツバイクであるため、購入直後の状態では、走行自体に必要のないライト、ベル、キャリアなど、一般的なママチャリでは標準装備となっているパーツは付属していません。とはいっても、通勤に使用するには必要不可欠であった為、これらは買い足してきました。

 一通り不可欠なパーツを揃えたところで、ぼちぼち走っていたのですが、何度も走っているうちに、別の気になる点が出てきました。

 Visc EVOはクランクのチェーンがむき出しになっています。軽量化やメンテナンスの観点では、そのままがよいのですが、一方で裾が広目のロングパンツを履いて漕いでいたら、何度かパンツがチェーンに巻き込まれました。このままではお気に入りのパンツが汚れるばかりか、いずれ破れてしまいそうなので、チェーンへの巻き込みを防止する必要があります。

 そこで、パンツ自体をベルトで締め詰けることを考え、最初は右足首の位置でベルトを付けていました。対策として望ましいと思うのですが、毎日の通勤で使うこともあり、走行の度にベルトを取り付けるのが面倒になってきました。

 そこで、チェーンリングカバーを導入することにしました。チェーンリングカバーとはクランクにとりつける巻き込み防止用のカバーとなります。Visc EVOのクランクについて、見た目は気に入っているので、あまり奇抜な色遣いのカバーは装着したくありません。そこで、なるべく目立たないカバーを探すことにしました。

 そして購入したのはこちら。HC-W1052 PCD 130 mmです。


 Visc EVOのフロントギヤは53Tなので、クランクのギヤが50~53TであるPCD 130mmが対応しています。材質は樹脂であり、少し柔らかい印象があります(ポリプロピレンとかABSのような印象)。重量は57 gしかありません。

 カバーの装着は非常に簡単でした。カバー裏側から付属のネジをプラスドライバーで締め付けるだけ。計5箇所を固定するのですが、1箇所だけ長いドライバーでは取り付けられない箇所があります。それはクランクのアームの裏側です。クランクとアームの間にドライバーを直線上に入れる必要があるので、ここだけ短いドライバー(10 cm以下)が必要です。

普通のドライバーではネジを回せません。

 取付後のVisc EVOはこちらです。カバー未装着のほうが格好良かったですが、カバー自体は目立たたず大きな違和感はありません。カバー装着後は、パンツが巻き込まれることもなくなり、快適に漕ぐことができるようになりました。

チェーンリングカバーを取り付けたVisc EVO

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