はせさんじます

介護保険制度開始以来、長年にわたりケアマネジャーを務めています。 この仕事が大好きで、…

はせさんじます

介護保険制度開始以来、長年にわたりケアマネジャーを務めています。 この仕事が大好きで、ご利用者とその家族との出会いを通じて人生の豊かさを感じています。仕事は難しい側面もありますが、その中での挑戦も楽しみながら、ご利用者の生活を支援することに喜びを感じています。

マガジン

  • めぐる縁

    ケアマネジャーの目を通して繋がる、人との出会いの数々。利用者との触れ合いから生まれる感動や学びを私の視点からお届けします。人との縁を大切にし、新たなつながりを築く喜びを共有します。

最近の記事

ペットも家族の一員。ケアマネジャーとしての関わり。

家族の形も多様化してきました。人と人だけでなく、ペットも家族の一員として重要な役割を果たすようになりました。ペットの飼い方は人それぞれですが、ケアマネジャーとして心配になるのは、飼い主が不在になった場合や去勢や避妊をしないペットが増え、結果的に多頭飼育に至るケースです。これはケアマネジャーの通常の業務範囲外かもしれませんが放置できる問題でもありません。利用者やその家族にペットについての考えを確認する必要性が高まっています。 急な不在に備えたペットの預け先、去勢・避妊手術の実施

    • いいこともあるさ!

      初めてデイサービスを利用された方が気になって、様子を伺いました。 ケアマネ:「初めてここに来られてどうですか。」 利用者:「初めてじゃないです。何度も来てます。」 この返事をもらってから次の言葉が見つからず、会話はここで終了しました。明らかに初回利用でしたが、顔見知りもおられたためか緊張もなく過ごされた様子です。認知症の方は初めての場所ですと拒否があるなど心配なこともありますが、いいこともあります。 素晴らしい適応能力と言いますか何と言いますか。

      • デイサービス利用開始日に起こったトラブルと反省点

        ご利用者のデイサービス利用開始日を迎え、ご利用者宅にお迎えに言った際「来月からかと思ってた。」とご家族から言われてしまったとデイサービス所長より連絡を受けました。デイサービス所長とともに担当者会議に行き、初回利用日や送迎時間の確認、利用票の説明を行なったはずなのに、なぜこのような誤解が生じたのか不思議に感じました。 利用者ご家族も高齢であることを再認識しました。利用前日にもう一度確認の連絡をする必要があるかもしれないと感じました。今までなかったことだからと思わないでこの反省を

        • 介護保険制度の利用に関する現実と課題

          本人と家族の理解を深めるために 介護保険制度は、その理念や仕組みが浸透しているように見えますが、実際には利用が進んでしないと感じることが多々あります。利用者本人にとって身体機能が低下するとどのような困難が生じるのかという具体的な想像力が欠如していることが一因です。また、介護サービスを自分には関係ないと考えているケースも少なくありません。家族、特に子供の場合も同様です。親がまだ介護の対象ではないと考え、本人が嫌がることを無理強いしない姿勢をとることがあります。しかし、介護認定

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        • めぐる縁
          15本
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        記事

          縁の不思議と世界の狭さを感じる瞬間

          思わぬところで知り合いに出会うことがあります。最近、違う町でケアマネジャーとして担当している利用者の子供さん家族に偶然出会いました。普段の生活では考えもしないような場所での出会いに、縁の不思議さと世界の狭さを改めて感じました。 どこで誰とつながるか分からないこの世の中。だからこそ、人との出会いを大切にし、日々の仕事に真摯に向き合うことの大切さを感じました。

          縁の不思議と世界の狭さを感じる瞬間

          軽い猫パンチの日-最終回-

          というわけで、初体験の大腸内視鏡は無事終了しました。経過観察で何もなかったです。おやつは美味しいカレーパンを食べて元気が出ました。検査は、女性の先生で安心して出来ました。やっぱり腸洗浄剤と当日までの食事制限は大変ですね。

          軽い猫パンチの日-最終回-

          軽い猫パンチの日⑩

          おはようございます。検査当日、腸洗浄剤を大量に飲み、何も残ってない感じです。

          軽い猫パンチの日⑩

          軽い猫パンチの日⑨

          いよいよ明日は検査の日。検査のために食事制限があったから頭がスッキリしてたかもしれない。

          軽い猫パンチの日⑨

          軽い猫パンチの日⑧

          今週は大腸カメラがある。明日からで良いのだか、今日から食事制限メニューにしている。食べてしまいそうになるるので気をつけないといけない。制限があると思うと食べたくなる。不思議なものだ。少しはダイエット出来るといいなぁ。

          軽い猫パンチの日⑧

          記念日は特別:誕生会で笑顔が溢れる

          誕生会は、ただのイベントではありません。それは、利用者さんにとって大切な心のケアであり、生きる喜びを分かち合う場なのです。私たちは、そんな特別な日を迎える方々の笑顔に、日々元気をもらっています。

          記念日は特別:誕生会で笑顔が溢れる

          軽い猫パンチの日⑦

          来週の検査に備えて明日から酸化マグネシウムを朝夕飲むことになっている。この薬は飲んだことない。お腹の具合が悪くなったらどうすんの⁉️

          軽い猫パンチの日⑦

          軽い猫パンチの日⑥

          大腸検査が初めてなので、うゎ〜っと緊張気味です。周りのご高齢の方は「調子が悪いから検査してもらうよ」と言い、何度もしていると言われます。「良い先生に当たると楽だよー」とも。デビューすればこれくらいになれるのだろうか?

          軽い猫パンチの日⑥

          100歳体操に通う喜びと笑顔の大切さ

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          100歳体操に通う喜びと笑顔の大切さ

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          高齢者世帯のキーパーソンの入院に備える:ケアマネジャーの視点から

          「連れ合いが入院したら一人で生活できません。」というケースが多くなりました。特に高齢者のみの世帯(夫婦や親子)では、家族全員が協力して日常生活を送っているケースが多いです。そのためキーパーソンとなる家族メンバーが不調に陥ると残された家族がどのように生活していくのかが非常に心配されます。具体的な対策としては、 ・利用者本人だけでなく、家族の体調も日頃から気にかけることを心得る。 ・キーパーソンが通院する病院の地域連携室と連絡体制を整えておく。 ・現在利用しているサービスを別の家

          高齢者世帯のキーパーソンの入院に備える:ケアマネジャーの視点から

          認知症の父と共に:ケアマネジャーとしての気づきと家族の苦労

          私の父はアルツハイマー型認知症を患っています。何とか留守番をしてくれていますが、時折「これはどういうこと?」といった出来事が起こります。父に真剣に一生懸命説明しても、自分の記憶力が低下しておかしなことを言っているという自覚がありません。

          ¥100〜

          認知症の父と共に:ケアマネジャーとしての気づきと家族の苦労

          ¥100〜

          軽い猫パンチの日⑤

          大腸内視鏡の説明を聞いた。下剤を服用するのは理解出来た。えっ、当時は2リットルも飲んで、水も飲むんだ。ギョぇ〜。看護師さんは「独特な味のようですよ。」つまり、不味いってこと?もっと楽に出来ないのかねー。先生は、「1日何十人もしている検査ですから何て事ないですよ。」とおっしゃってくださいました。先生検査したことあるんですか?心の声が出そうでした。初体験、がんばろー!! 癒されて帰りました。

          軽い猫パンチの日⑤